先月から相次ぐ値上がりの

ニュースが流れる中、

私の中にも節約の意識が

高まっています。

 

思えば私の人生で

大きく節約を意識したのは

3度目です。

 

1度目は20代後半。

約2ヶ月の欧州旅行。

欧州旅行もバックパッカーだったので

かなり倹約しての旅でした。

お金もないのに欧州から

渡米しようとも思っていました。

これは別の理由で実現はしませんでした。

 

帰国後、すっからかんになった

私の貯金を不景気の中

仕事探しに翻弄されました。

しかし、この時は実家暮らしだったので

それでも住むところ、光熱費、食費は

何とかなっていました。

 

あの時には服は着た切りスズメで

道端にお金が落ちていないかと思うほど

ぎらぎらしていました。

(お金を拾ってもきちんと警察には届けなければなりませんが。)

 

2回目は人の借金を負わされたとき。

長引くバブル後の不景気の中

私はずっと低空飛行でした。

30代前半でこのマンションを購入したものの

その時にはそこそこの収入があったもけれども

購入後すぐに職がなくなってしまったのです。

アルバイトをしたり、フリーをしたり、

色々食いつなげながら

何とかローンを支払っていました。

 

その頃にようやく薄給ながら

安定的な収入を得るようになって

少しずつでも貯めようと思っていた矢先

百万円(7桁)の貯蓄に手が届きそうになった頃に

悲劇が襲い掛かってきました。

 

だらしないダメンズに引っかかってしまい

大きな借金を抱えさせられました。

私ってほんとダメンズに引っかかりやすいので

この時を最後に私は

自分は男だと思うようにしました。

 

この時は薄給の中から借金を返済するために

節約せざるを得ない状況でした。

手取り14万ほどから5万円ほどを返済に回し

8万円~9万円ほどで生活をしました。

自分のことで使ったのならまだしも

全部が人の使ったお金のことで

何年も支払い続けることになってしまいました。

 

その頃はヤフオクが全盛で

仕事をしながら売れるものは売ってきました。

かなり面倒な作業でした。

 

ダブルワークも考えましたが

その頃の私はあまり身体も強くなく

本業に支障をきたすといけないので

そこには手を付けませんでした。

 

5年くらいかかる計画を

3年半くらいで完済することが

できたように思います。

 

そして今回の節約は

ただ漠然とした老後への不安からです。

 

光熱費や社会保障費、

物価高騰に関することや

このまま本当に年金を受給できるのか

ということまでかなりの不安があります。

なのである程度の貯蓄は

必要だと考えられます。

 

節約については過去の2回の経験から

ある程度のノウハウはあります。

 

ただ今回は鬼気迫ったものではないので

極限を目指すのではなく

無駄使いはやめ使うべきには使うような

節約を目指したいと思います。