12月1日の【日帰り東京1】の続きです。

 

次は東銀座から原美術館へと移動します。

スマホで検索すると原美術館の最寄りは山手線品川駅。

東京の鉄道では同じ駅名でも結局かなり歩かされる事があります。

それなら街並みを見ながら歩く方がいい場合があります。

 

山手線有楽町駅まで歩けそうと思って歩く事にしました。この選択は正解でした。

だって銀ぶらコースでしたから。

 

途中、30年くらい前に友達に連れていってもらった木村屋本店を見て思わず立ち寄ってしまいました。

私が人気No。1と書かれたあんパンを見ていると上階から降りてきたご婦人が

「私、これ買って帰ろう」なんて、声が聞こえたので思わずご婦人に

「これ、美味しいですか?母に買って帰ろうかと考えていたのです。」

「美味しいわよ。ぜひとも買って帰ってあげるといいわよ。」

というので、母2つ、自分2つ、そして妹のところには明治天皇の愛した桜あんパンを

お買い上げ~。

 

私達のはあんバターだったのだけれどもう一つは安納芋バター。

バターでかなり若向けだけれども安納芋の方は芋の濃厚感がよかったな。

 

そこから品川駅につき、原美術館までてくてく。

ここはちょっと道がややこしく、どうも正規ルートじゃなかったような。

東京の道は本当に難しい。

閑静な住宅街と庶民の街との境界みたいなところだろう。

古い私は品川というと昔百恵ちゃんが住んでいたマンションがあったというイメージ。

 

原美術館は御殿山というこんもりとした感じのところなので、

閑静な住宅街の方にありました。

 

ここは展示内容とは関係なく、この美術館は2020年に閉館決定により、

ぜひとも見ておきたかったのです。

この美術館はある財界人の私邸として昭和13年に建てられた住宅を美術館としてオープンさせています。



 

お庭が緑豊かで私邸としては贅沢なため、都会のオアシス的な美術館ですね。


基本的にはどこも写真禁止です。

建物と作品を見ながら、回りました。

渡辺仁設計の初期モダニズム。


中のカフェの評判がよく、是非ともと思っていました。今回はランチではなく、お茶で休憩。

庭を眺めながらのお食事する部分は増築で磯崎新監修。


ここも写真禁止です。

私はベリー×2のフロマージュブランとレモンティにしました。ベリーのレベルが凄く高くて濃厚なフロマージュブランとの相性がばっちり。


ちょっとだけカロリーが怖いです。


ここでゆっくりしたので、その後六本木の方へ向かいます。