「気管支鏡検査はご家族の人ときてくださ
い」
「主人は単身赴任で今、息子と二人暮らしなんです。」
「運転しないならいいですよ。タクシーかなんかできてください。」
「はい」頭の中は混乱してました。とりあえず旦那に言わなくちゃ。びっくりするやろなぁ。ごめんやで。
びっくりしてました。そして検査の日は赴任先から来てくれることになりました。
新幹線で4時間。検査の時間にはギリギリ間に合うかどうかですが、心強かった
喉の奥にシュポシュポ麻酔かけられ、眠くなる薬を入れられ、
「ジョジョリンさん、起きて下さい。
検査は失敗しました。」
「えっー!」
「あまりに咳き込むので危険ですから中止しました。」
外にいた主人もスッゴい咳き込んでたよって。
呼吸器内科の先生は「肺腺がんに間違いないだろうし、違っても取ったほうがいい。
手術になるから呼吸器外科でね。」
「いろいろ検査があるから、この日きてね。」
その日は少し休んでスゴスゴと帰ってきました