どうもです

 
じおんくんです
 
 
今日もVZの捻じれ性能についてです
 
昨日の続きです
 
 
昨日は捻じれることでコーナリングがスムーズになる
 
といったような説明をしましたが
 
 
捻じれるということが最大の力を発揮するのが
 
「エアターン」です。
 
これは2枚着地の登りスロープという
 
 
店舗の3レーンコースなら必ずと言っていいほど存在するセクションで
 
よく使われる(偶発的に発生する)んですが
 
スロープ後に着地せずにそのままコーナーに突入するというものです
 
 
これを意図的にしようとしたときにコースアウトの原因になるものがあります
 
それはマシン剛性です
 
まっすぐジャンプし着地せずにコーナーに侵入するということは
 
タイヤが接地せずにローラーだけがコーナーに接触することによってマシンを回頭します
 
この場合マシンの姿勢は完全にコースに接触しているローラーの側面1点に委ねられます
 
イメージでいうと
 
 
平均台の上でつま先立ちしているような感じでしょうか
 
 
 
そんな状態の時にあらゆる関節を緊張状態にしてまっすぐ立っていたら
 
絶対落ちますよね?(体操選手はお口チャックです)
 
そうなんです。
 
この瞬間は剛性が邪魔をするんです。
 
 
MSフレキでエアターンをしているマシンを見てみると
 
気持ち悪いくらい前輪に対して後輪側がコーナーと反対方向に捻じれています
 
 
VZシャーシの捻じれとはこのために用意された特性なのではないでしょうか
 
よく捻じれて尚且つ駆動に大きなダメージがないのであれば
 
初めからエアターン狙いのセッティングに安定感が出てきます
 
弱いブレーキでも2枚着地が入るなら
 
ダブルドラゴンなどのレイアウトにも対応したセッティングにも幅が出ます。
 
最初からブレーキプレートを高めに設置できることも相まって
 
弱ブレーキの小径ダッシュモーターセッティングが
 
VZのガチガチな勝利にこだわったセオリーなのかもしれません。
 
 
ちなみにこちらがギヤカバーを外した状態の捻じれ駆動
 
やはりモーターごとギヤボックスが動いており
 
フレキほどではないですがしっかり捻じれ駆動への影響も少ないです。
 
 
 
僕はこだわって大径チューンをメインにはしますが
 
 
夢の青ブレーキパワーダッシュを実戦で使えるマシンが作れるかもしれません。
 
 
やっぱVZはいいシャーシだ。
 
まだ走らせてないけど(笑)
 
 
ではまた!
 

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