『自由進度学習は主体性がないからうちの学級では無理』
よく聞く言葉である。
しかし、これは目的と手段が逆である。
目的→主体性をつける
手段→自由進度学習
であって
目的→自由進度学習
手段→主体性がある
ではない。
学校では目的と手段が逆になってしまうことがよくある。
目的と手段を正しく捉えなくては教育活動の効果は得られない。
ただし、主体性がない子に自由進度学習を通じて主体性をつけようと思えば、我慢と継続が必要である。
自由進度学習は魔法の杖ではない。
子どもたちの社会的な自立をめざして教師が我慢と継続ができるか。
一朝一夕には主体性はつかない。