内戦で戦場となったアメリカの近未来が舞台の映画である。その最前線に迫るジャーナリストを追った映画で、とにかくど迫力で非常に怖かった。ドキドキハラハラした。
カメラもある意味銃を構えているようでビビった。しかも兵士と同じような位置にいる。しかし最後の最後には完全にその恐ろしさを感じなくなり麻痺してしまったかのように思えた。そしてそれは観客のオレもそうなったように思う。まさにそれこそが本当の戦争の怖さの一側面ではないかと思った。
期待していたのはリアルな近未来というものだがそういうことは一切感じなかった。ただただ戦場での怖さとか戦争の恐ろしさを知らされた。とても良い作品で面白かった。