文:加納朋子・絵:菊池健の「ななつのこものがたり」を読んだ。これは加納朋子「ななつのこ」の作中作である。
タイトルはそのままだが若干は「ななつのこ」作中とは異なる部分もあったように思う。
絵本ではあるが、幼児が読むようなものではい。文の方が圧倒的に多い。やはり私のような駒子シリーズファンのためのものである。
改めて3部作を読んでから読んで良かったと思う。回文の話での母親の名前, そしてラストの羊のぬいぐるみに関する記述にまたもはっとさせられた。ラストに大感動である。心が暖かくなった。作者に本当に感謝である。絵もとても良かった。
このまま次の20年振りの駒子シリーズ新刊を読みたいと思う。