鑑賞したのは「没後50年 福田平八郎」展である。

 詩集&一般前売券セット(特典付き)3,300円はオンラインで購入済みである。前売券1,600円(当日券より200円お得)+最果タヒ詩集1,700円(同価格で一般販売もするもの)のセットで、しおりが1枚付く。これも販売されるがそれがセットでお得となる。
 

 エレベーターで4Fに上がり、スマホを提示して入場した。
 人が多いと思ったがそれはモネ展の方で、こちらは幸いにしてそれほどは混雑してはいなかった。
 

 オレの知らなかった福田平八郎は、19世紀末に大分で生まれた日本画家である。

 初期はコミカルなものから写実的なものまで色々あった。その後は対象を単純化したような装飾画に変遷する。晩年はさらに形態の単純化が進み、また線や色も面白いものに進化していった。

 彼の画業を120件以上の展示で追った展覧会で、とてつもなく面白かった。また多数の写生帖や素描も展示され、興味深いものだった。思い切って行ってきて良かった。大満足の1時間強だった。