先日行ってきた今年初の上京美術館巡り。


 2つめは、静嘉堂文庫美術館の「曜変・油滴天目-茶道具名品展-」という展覧会だった。

 初めて訪問した美術館。二子玉川まで電車で来た後、バスで十分ほど行った。閑静な住宅街の中の坂道を少し上ったところに小さく小じゃれたこの美術館があった。


 曜変天目は、かつて中国で作られていたもの。しかしその製法が伝わっておらず、幾多の人がいくら試みても今の所再現不可能なもの!

 なぜか世界に残っている3つすべてが日本にあるのだ!!

 しかも年がら年中公開されているわけでもない。それでこのチャンスを逃すまいと思って行ってきた次第である。


 初めて実物を目にした。曜変天目茶碗! 本当に宇宙を感じた。ケースの中に固定されていたのだが、とてつもなく身近で見られた。意外に人は多くなくよく見えた!! 何度も見た。 大感動!!!


 他にも少し珍しさでは落ちるが美しい油滴天目や、松永久秀でおなじみの平蜘蛛, 他に九十九茄子とか松本茄子など。

 他に利休の茶杓や古田織部の花入れとか、とにかくどれもこれも興味深く趣のあるものなどでこれまた大感激。

 それほど広くない部屋のほとんどすべてに全く飽きることなく惹きつけられた。大満足の展覧会であり、美術館だった!


 ちなみにこの美術館は、あの岩崎弥太郎の後を継いだ2代目・3代目らが集めた銘品が収められたものだった。実に衝撃的な体験だった!