初めて見た番組。
あの紅白梅図屏風がどのように描かれたのかに迫っていた。
まずは屏風中央の川。元素分析から、非常に薄い銀箔で模様が描かれてあり、川の流れの黒は硫黄と反応した硫化銀だとわかった。
次に、岡山の大学研究者が絵の再現を試みた。
現在使われている銀箔より非常に薄い銀箔を敷き詰める。模様の部分を何かで塗り?(よそ見してて…)、それから川全体に硫黄の粉を撒いた。
それから3日間寝かせた後に粉を払うと、真っ黒な川ができていた。それが硫化銀の黒色である。模様の部分は何かで覆われていて銀箔の銀色のままだった。
背景に、これまた薄い金箔を敷き詰め、たらしこみの技法を用いて描き始めた。紅梅の苔むした幹や紅の鮮やかな花びら等も描き足され、かくして数日間にわたる格闘の末、屏風の右半分の模写が完成した。
今の絵と違い、非常に鮮やかな色である。とても感動した。