何かと騒動のあった、ある意味問題作の映画「靖国」を見に行ってきた。


 シネマクレール丸の内で、初日初回の11時。

 まあまあ人が多く、山陽新聞社も取材に来ていた。鑑賞室の開く直前にぼけっとして待っていると、カメラマンが写真を撮っていた。それからオレの方に近寄ってきた。デジカメ一眼みたいで、直前に撮影した写真の液晶画面をオレに示しながら、「横顔が写っているが、新聞に掲載していいか?」と尋ねられた。ためらわずに「はい」と答えておいた。


 27番目の整理券を見せ、鑑賞室に入った。

 左右から見た中央部分の席は後方からほとんど埋まっていて、結局前から3列目の中央部分に着席した。

 かなり前の方だと感じたが、まあ迫力があり良かった。前の方の席ではたいてい両側の席が空くので、両肘を肘掛に置いてゆったりと映画を楽しめるメリットを味わえた。


 さて、映画を見て、正直、とても悲惨なドキュメンタリーになってしまったと感じた。

 監督が拙い日本語であるため、90歳の刀匠と話がかみ合っていない。また、わざと, かなり意図を持って誘導してるかのようにも見えた。しかし中立な立場だと言わんばかりに様々な様子をとらえている。でもどれも中途半端だ。

 こんな映画では、右翼も左翼も大した映画だと思わないんだろうと思った。新しい事実も出てこないし。


 最後は南京大虐殺に利用されたインチキ写真や参拝する昭和天皇の映像を流し、やはり反日的に仕上げていた。だが、これがムーアみたいに、自分の意見をはっきり出して映画を撮っているわけでもない・・・



 オレは、この映画はかなり反日な映画であると思って鑑賞に臨んだのだが、映画でも反日プロバガンダでもなく、つまらなかった。



 そして、今朝の新聞を見た。残念ながら私の写った写真は採用されていなかった。