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稲坂浩臣造形日記

稲坂浩臣の造形活動を広く知ってもらう
べくブログを始めようと思います。

今年もこれで最後のブログ。


今年一年はようやく一歩踏み出すことができた一年。


来年は工房を移転し、制作体制を固めることや

HPの開設、造形、彩色、生産のレベルアップなど

やるべき課題は山積しているけど

何とか足場を固めて、もう1歩でも2歩でも

前に進みたいと決意しています。


そして来年は何といってもこれです。

オリジナルをようやく始めます。


タイトルは「COMPLEX」



題字デザイン考案中。


もともとオリジナルのフィギュアを作りたいというのは

ずっとあったんですが、それと同時にオリジナルの

フィギュアに対する疑問もありました。


自分自身オリジナルフィギュアは作りたいと思いますが

滅多に欲しいとは思わない。これはなぜか?


今回のプロジェクトはその疑問に対する

自分なりの答えでもあります。



単純ですが、それはやはりストーリー



キャラクターの裏側にある物語を感じられないことには

キャラクターの魅力を伝えるのは難しい。


設定だけ用意しても何だか物足りない。


そこで漫画を描くことにしました。


フィギュアを作るための漫画です。



ただ、いかんせん僕は絵が描けません。


そこで根っこの部分だけは自分で作り、

イラストは描ける人にお任せすることにしました。


そこで意を決して依頼し、

今回めでたくお迎えしたのが

キン肉マン、マックスラジアルの考案者でもある

久保伸也氏!!



久保氏のイラストは見るものの心を奪う何かがあります。

今回久保氏にお願いできたことで

僕自身とても興奮しています!


その興奮を少しでもフィギュアに還元し、

伝えたい想いをお届けできればと思います!



原作、造形  稲坂浩臣

漫画、キャラクターデザイン 久保伸也



来年夏のWFでフィギュアの第一弾を出すのが

当面の目標ですが、漫画の進捗は

随時このブログでご紹介したいと思います。






また、来年2月には、僕もようやく

HPを開設する予定です。


今までのブログはもちろん、

漫画やオリジナルフィギュアなど

見ていて楽しいHPを作っていきたいと思います。


「COMPLEX」に関してはすでに

2話分のネームが完成しているので

内容も少しずつ公開していく予定です。





0から作っていく中で皆さんに興味を

持ってもらうことが一番大事なことだと

思っています。


少しずつ育てていくつもりですので

どうか応援のほど、よろしくお願いいたします。


それでは今年一年、ブログを

読んでくださった方、

本当にありがとうございます。


来年ますます頑張りますので

引き続きよろしくお願いします。


よいお年を!!


                   稲坂 浩臣









今猛烈に欲しくて集めてるフィギュアがあります。




海洋堂の十二支動物頭骨根付。


十二支の頭骨をガチャガチャで回して

手に入れるという最高に刺激的なアイテムです。


この素材がポリストーンでできてるから

またたまらない。

エッジもよく出て、非常にいいんです。

(先日出した辰は欠損がありましたが・・・

 ポリストーンは破損しやすいんです)


ジョジョグッズの収集をやめてから

僕はジャンルを問わず、刺激を受けたもののみ

購入するようにしていますが、

その精神状態を想うとき、いつも考えます。


「なぜ欲しいのか?」


それはもちろん造形の良しあしだったり

彩色だったり、発想の意外性だったり

商品の質に関する部分はもちろん

影響してくるのですが

僕がよく考えるのはもっと一般的なこと。


「なぜ人はフィギュアを買うのか?」


そんな本質的なことがとても気になります。


フィギュアは基本的には

生きていくうえで絶対的に必要なものではありません。


フィギュアをまったく買わずに生きている人も

たくさんいます。

(ていうか、大多数がそうかもしれません”笑”)


そう思うとき、フィギャアを作ることを

仕事としている人間として

フィギュアの存在意義、

ひいては自分の存在意義について

考えさせられるのです。


この問題は足を突っ込むと

一冊の本になると思いますが

まずはさわりだけ。


フィギャアを買う動機の一つとして

あげられるのが

「役に立つかどうか?」

という点です。


無論、直接的に生活に役に立つことは

残念ながら基本的にはありません。


ただ、人には「知識欲」があります。


僕にもあります。


自分の知識の向上のために

役に立つかどうかは僕にとって

フィギュアを買ううえで

けっこう必要な要素です。


例えば人体模型しかり、

今回買ってる十二支ガチャしかり

ボディービルダーの資料的価値が高い

キン肉マンしかり。




さらにはこんなのもあります。






雑貨フィギュア。


これは版権の棲み分け上、

雑貨のカテゴリーから入り込んでいくという

戦略から始めたことだと思いますが

この考え方は面白い。


雑貨というのは使える、

つまり「役に立つ」んです。


生活において使えるものには

お金を出しやすいですよね。


これらは、フィギュアの購買意欲を

高める要素を企画的観点から

見た商品だと思います。



しかし、ここまで読んでいただいた

方は分かっておられると思いますが

フィギュアって実はそんなもんじゃない。


上で挙げた購買動機は

本当にごく一部分。


結局のところ、フィギュアは

娯楽なので、「役には立たない」


いかに感動できるか。


いかにフィギュアの背景にある

物語を感じられるか。


いかに一つのフィギュアにあれこれと

想像力を掻き立てられる何かがあるか。


これに尽きるというのが

作り手の感想です。


そのためにたくさん考え

たくさん悩み、たくさん机に向かいます。


自分が作ったものによって誰かが

感動し、何か語ってもらえることにこそ

自分が存在する意義があり

何よりの成功だと信じて机に向かいます。


みなさんにとってフィギュアとは

何なのでしょうか?


なぜフィギュアが欲しいのでしょうか?


なぜフィギュアを愛するのでしょうか?


時間のある方はこの迷える子羊に

意見をもらえるとうれしいです。


人間って本当に複雑ですね。





















みなさん「もきゅ消し」をご存知でしょうか?


↓知らない方は過去ブログをご参照ください↓


http://ameblo.jp/jojo244/theme2-10054318288.html


今回いつもと一風変わった依頼で

自分が進めている案件でご協力を

いただいた方からの依頼でしたので

恩を返すべくお引き受けしました。


キン消しテイストの造形をオリジナルでという

企画なのですが、そのデザインされる方が

またすごい絵を描くんですね。


その絵もたぶん展示または販売されると

思うのでこちらも必見です。


その絵をバトンタッチされて造形するというのが

今回の依頼です。


2014年冬のWF にて販売される予定です。


許可が出たので制作風景を載せておきます。

(イラストの許可はもらってませんが

 後ろにチラチラ写ってるのがそうです)




デザインがけっこう複雑なのでさすがに一発では

造形できません。

芯を作って少しずつ足していきます。




足しては磨いて、盛っては削るの繰り返し。

ただ今回細部7割くらいの詰めでけっこう

楽しくやらせていただきました。




体を盛りまして




手や髪の毛、衣服を足していったら完成。


仕上げまでで3日。他の作業をやりながら

進めれるので楽しかったですね。












こんな感じで並ぶイメージです。


全4体で他は違う方がデザイン造形されるので

僕も楽しみです。

ゆでたまご先生がデザインされたイヌナキンも

ラインナップされるそうです。


繰り返しですが2014年冬のWF にて

販売される予定です。


詳細は企画されたもきゅのすけさんのブログ、ツイッターで

順次公表されるそうなので

↓ご興味のある方はチェックお願いします。↓


もきゅのすけさんブログ


WF行かれる方は是非よろしくお願いします!


ちなみに今回作ったこのキャラクターは・・・

もう少し内緒です。お楽しみに!