今日は犬猫の食事について
厳密にいうと犬と猫の食事は違いがあるんですが…
よくブリーダーやペットショップの方が言ってる言葉
『人間の食べ物を食べさせたら駄目!
ペットフードを決められた量をきちんとあげましょう』
とあるけど
果たしてそれは正しいのでしょうか。
仕事柄、特に皮膚病、アトピー専門を窓口にしてたら人間だけでなく犬や猫の相談もされる事がしばしば
※基本病気の相談は癌でも生活習慣病でも何でも受けますが
私の答えは『NO』です。
現在犬猫の皮膚病は異常に多い。
癌も糖尿病も。
餌をペットフードにしてるにもかかわらず。
カリカリのドライフードなんかを例にあげます。
どれだけ質が良くても(値段が高くても)脂は含まれてるし必ず酸化します。
酸化した脂というのはご存知の通り生体には恐ろしいほどの悪影響。
密封してないと虫も寄ってくるのでメーカーにはクレーム&不買という事もあります。
だからメーカーとしても入れたくないのに忌避剤、防虫剤を入れてしまう。
結果自分達の大事なペットの体に悪影響を及ぼす…となってるわけなんですね。
飼い主達がペットの首を絞めてると某動物病院の先生も言ってました。
動物の中でも人間くらいなものなんです。
添加物や科学薬品に強いのは。
動物にはプラセボなどない。
先入観がない。
だから食べた物の経過で結果が出る。
少し話はずれるけど人間の肝臓の解毒酵素、チトクロームP450は戦後で約50倍に増えたそうです。(確かそのくらいだったと)
添加物や農薬、科学薬品がどんどん入ってくるから体も対応するようになったんですね。
人間すげぇ(´・ω・`)
簡単に腐らない物を、見た目が劣化しない物を、嗜好性を高めた食べ続けた結果です。
因みに細かくは言わないけど禁止になったレバ刺。
これは牛を選ばないと恐ろしく不健康な食べ物となります。
一般的には新鮮とか雑菌にしか目がいってないけどそういう問題じゃない事は皆さんなら何となくわかると思います。
動物は解毒の力が弱いようで。
で、話は元に戻します。
では予防、改善についてどうすれば良いかと言うとこちら。
・2回のうち1回は人間の作った物を。
・補助的なサプリメント
です。
犬だと残り物の煮物、野菜くず、肉の切れ端、魚の残った物を水で薄めて固くなったご飯と煮る。
です。
いわゆる残飯ですね。
ただ気を付けて欲しいのはだしの素やスープの元などを使ってない煮物などで。
味付けも当然水で薄めるくらいがちょうど良い。
あくまでも健康的な人間の食べ物の残飯を…という事です。
残飯がないなら野菜クズと鰹節、煮干と米などでも○
コンビニの弁当の残り、インスタントや冷凍食品、ハンバーガーなどは当然駄目。
猫なら魚のアラを似たヤツとか。
(奴等はバリバリの肉食系なので)
玉ねぎとかチョコレートとかイカとかタコとか。
犬猫が駄目な食材には気をつけましょう。
まぁ正直とても面倒かもしれませんが。
でも犬なら残飯の整理にはなりますし健康的でもあります。
この私の話を聞いても
『添加物はそこまで悪くない!』
『大げさだよ!』
というならコンビニの弁当を味付けを薄めてペットの犬にあげてみてください。
インコとか鳥ならポテトチップスとかスナック菓子のクズとかを。
毎日きちんと。
平均の年齢にはいかないと思うし内臓の鏡であるいろいろと皮膚にも出ますから。
うちの飼ってた猫の写真です
カリカリを主軸にあげてたけど5~6才の時に気が付きました。
父が見てたらお腹を痒いのか噛んでるって。
その後うちでアトピーで使ってる物をつけて飲ませるとすぐ良くなりましたが。
人間というか動物って本当に正直だなと思いました。
普通予防に力を入れる方は少ないと思います。
切羽詰まらないと行動にはなかなか移さないので。
早ければ早いほど良いですが…
まとめるとうちでの犬猫の皮膚病の治療は
・うちで使うスキンケア&体質改善の物
がメインで付け加えるならor改善後の予防なら食事を1食手作りで
です。
知人で食事の1食を作ってる人がいますが20越えた柴犬がまだまだ元気だそうです。
他で聞いても長生き、元気なペットってわりと自然な物を食べてるのが多いです。
もちろんペットフードだけで皮膚病もなく長生きしてる犬猫もいるでしょうが
でも全体を観るとやはりペットフードをきちんと食べさせてるのに病気で悩んでるペットの飼い主さんは多いかと。
某動物病院の先生に相談を受けた事があるくらいなので。
相談してきた先生は皮膚病が一番多いしもう限界を感じてるから
と言われました。
飼い主さん達も手作りの食事、余裕がある時に作ってみたらどうでしょうか?
天恵堂のLINE相談やってます
きちんとやればアトピーは必ず改善します
(о´∀`о)
おまけ