一週間前、昔からの友人に久しぶりにメールをしたら『入院したから顔見にきてよ。こんな時じゃないとゆっくり会えないしね』と返信がきた


彼はミュージシャンで全国を回っているので、私がライヴを見に行く以外は、もう長い事ゆっくり話をした記憶が確かになかったあせる


同じ時期から共通の友人であるスタイリストのKちゃんと一緒にお見舞いに行くと、思っていたよりも元気そうな姿を見てホッとした汗


2年前、足にガンの腫瘍が見つかった時『あと2年しかいきられないかもしれない』と宣告を受けるも、特効薬の開発も進み今は進行が殆どない状態を保っている。


今回は脊髄の近くに転移していたものが少し大きくなり脊髄を圧迫し始めた事で歩けないほどの激痛に襲われ緊急入院病院


これまでも死と向き合って果敢に生きてきた彼が『この間、昔の仕事仲間が脳梗塞で倒れて意識がないままなんだけど、彼は何の準備もないまま死の縁においやられて思い残す事が一杯あったと思うけど、俺は死を宣告されて残りの人生設計を考える時間を与えられた分、奴よりずっと幸せで恵まれていると思う』と話てくれた。


胸が締め付けられる説得力のある言葉だった。


もし、自分が死を宣告されたら、こんな風に腹を決めて残された人生を楽しむ事が出来るだろうか?


今、私はきちんと生きているだろうか?


一日でも長く彼が笑って生きられるように、もっともっと特効薬の開発が進んで欲しいと願わずにはいられない。