- 夏の名残りの薔薇 (文春文庫)/恩田 陸
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沢渡三姉妹が山奥のクラシック・ホテルで毎年秋に開催する、豪華なパーティ。参加者は、姉妹の甥の嫁で美貌の桜子や、次女の娘で女優の瑞穂など、華やかだが何かと噂のある人物ばかり。不穏な雰囲気のなか、関係者の変死事件が起きる。これは真実なのか、それとも幻か?
繰り返し引用される映画の一節があり、
意図は分かるのだけど、引用が長すぎて
少々うっとうしく、読むのがつらかったです。。。
中間部の引用は、本作ともあまり沿っていなかったように
思うので、あんなに繰り返し引用する必要はなかったのでは・・・?
という気がしてしまいます。
「三月は深き紅の淵を」と同様、やりたい事は
なんとなく分かるのだけれど、作者の自己満足で
終わってしまっているような印象が・・・。
ただ、登場人物はとても魅力的だったし
小説の耽美な雰囲気も、好きな感じでした。
それだけに、あの引用文の存在が残念だったかな。。。
それがなければ、もっと楽しく読めたかも。
★★