7月から札幌で開かれていた「アートxコミュニケーション=キース・ヘリング展」(この展示会の作品は中村キース・ヘリング美術館が所蔵する160点が展示されていました)を見に行って北杜市に世界で唯一のキース・ヘリング作品をコレクションされた美術館があると知り、東日本一周車旅("Around East Japan,West Japanは来年" YouTubeでも投稿しています)の途中にある山梨県北杜市にあるNakamura Keith Haring Collection(中村キース・ヘリング美術館)に寄ることを決めたのです。

 

山梨県北杜市小淵沢町10249-7にある中村キース・ヘリング美術館

 

 10月6日、静岡市清水から長野市に向かう途中のリゾート地、八ヶ岳の美しい自然の中にありました。山梨県と長野県のほぼ県境です。この立地条件は奈良美智美術館 "N's Yard" (これについてもBlogにあげています)と同じです。

 

防水布にペイントされた作品 「無題」高知県立美術館蔵

 

 館内には40作品が展示されていますが、中村キース・ヘリング美術館では300点をコレクションしています。これだけ多くの作品をコレクトした中村和男氏にも興味がありましたので下記に載せておきます。

 

 

アルミの板にペイントされた作品「踊る二人のフィギュア」

 

EPレコードのジャケットもオリジナルで製作されています

 1988年に反核運動の一環として開かれたイベントのテーマソング"君を守りたい"のジャケットがキース・ヘリングとの初めての出会いでした。

木板に水性ペイントされた作品「平和」多摩市文化振興財団蔵

 

 東日本一周車旅(Around East Japan West Japan は来年)での寄り道ということで40分くらいの滞在でしたが、世界で唯一のキース・ヘリングコレクションでの貴重な時間を過ごせたことに感謝して長野に向かいました。