レコード(CD)ジャケットは絵画の広告媒体としては大きな力を持つ
フィンスターが一般的に知られる様になったのは1984年R.E.Mのアルバム"Reckoning"からで、翌年の1995年にはトーキング・ヘッズのアルバム"LITTLE CREATURES"で知名度は決定的となった。
音楽ファンにとってR.E.Mとはどんな物語がフィンスターにはあるのか、トーキング・ヘッズのフィンスターが描いたジャケットは何を意味しているか、色々と美術に詳しくない音楽ファンにもフィンスターを知る機会となりました。
ハワード・フィンスターの誕生を祝うR.E.Mのマイケル・スタイプ達。1996年/Atlanta Journal Constitution
R.E.M / Reckoning 1984US
TALKING HEADS / LITTLE CREATURES 1995US
1995年音楽誌Rolling Stoneはこの年のアルバムカバー・オブ・ザイヤーにトーキング・ヘッズの"LITTLE CREATURES"(フィンスター作 )を選んでいます。
上記のアルバムジャケットはフィンスターの代表的作品ですが、他にも多くの音楽グループ(フィンスターの住むジョージア州周辺の)のジャケットを手掛けています。
AdamAgain / In A New World Of Time 1986US
Memory Dean / Memory Dean 1993 US
PiercePettis / State Of Grace 2001 US
Date Of Birth / Folk Song 1997 JAPAN
Black Hawk:アーティスト宣伝素材としてのポスター
フィンスターは作品を提供しているだけではなく自分自身が出したCDにも勿論、自分の作品を使っています。
THE NIGHT HOWARD FINSTER GOT SAVED CD
Howard Finster / Man of Many Voices
フィンスターの創作活動の中でも音楽は外せない作品の一つでした。