キャンセルカルチャーとセカンドレイプと | あいのこジョージのブログ

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躁鬱病とてんかんの持病をもつカナダと日本のハーフが病気のことや趣味のことについてだらだら書いてきます
みなさまよろしくお願いします

どうも、ボクです


最近ニュースを見たら、震災のことや議員の裏金のことや、ガザのことや、ウクライナのことを報じていて辛くなる。


じゃあエンタメに目をやると松本人志の性加害疑惑。


それならばとスポーツに目をやると、サッカーの伊東純也のこれまた性加害疑惑。


かと言って、バラエティーを見たら、たいていクイズ、飯、ネットのパクリみたいな番組ばかりでうんざりしてしまう。


まー、それにしても性加害。

ボクは男も女も等しく愚かだと思っているので、なんとも言えないけれど、100年後には性行為に及ぶ前に役所に合意の書類を提出しなければいけないとかになりかねない気がする。


松本人志は恐らく引退だと思う。伊東純也は裁判の結果次第だと思う。


ちょっと前に園子温の性加害の問題で、作品と作者は別というスタンスと作者が悪ければ作品も悪いというスタンスがあった。


ボク個人は園子温に対して思いれもないけれど園子温の「愛のむきだし」は名作だと思う。それは今も変わらない。


まぁボクみたいなプーの意見なんか誰の耳にも届かないでしょうが、翻って町山智浩。

最近の水道橋博士とのYouTubeの対談動画で、「愛のむきだし」を絶賛したことを否定していた。そして被害者に近い立場の人にそのことを謝罪していた。


びっくりした。これがキャンセルカルチャーかと…


ボクは町山智浩を尊敬しているからか、かなり失望した。


その線で行くと、ジョンレノンはシンシアという妻とジュリアンという子どもがいる立場で堂々とオノヨーコと不倫していたわけだから、叩かれて、作品も否定されなければいけない。


こんなバカバカしい話があるだろうか。


キャンセルカルチャーは日本的に考えると「穢れ」の思想じゃないだろうか?


穢れた者と関わると関わった者も穢れる。


かつて(もしかしたら今も)の部落差別思想に通ずるものを感じる。


これはおそろしいことだと思う。


それを影響力のある人間がアナウンスする…


性加害のことでボクのようなことを言うのはセカンドレイプらしい。


しかし、セカンドチャンスも与えられない社会は言わば「人権独裁」だ。


人を叩く前にやることがあるんじゃなかろうか


ではでは