2010年のドキュメンタリー映画で、第83回アカデミー賞では長編ドキュメンタリー映画賞を受賞しました。
いわゆる、リーマンショックに端を発した金融危機の裏側を描いている作品です。とてもテクニカルな内容で、ある程度バックグランドが分からないと、映画自体を楽しむ事も難しいかもしれませんが、勉強になることはたくさんあるので、金融業界以外でも、ビジネスピープルは観てみてはいかがでしょうか。
個人的には、納得できる部分とそうでない部分はありましたし、あくまで「映画=娯楽=主観=意図=恣意』ということは前提ですので、幾分か割り引いて観た方がいいと思います。
ちなみに、ナレーションはマット・デーモンなのですが、非常に上手で、すごく説得力があります。そこら辺も割り引いた方がいいかも(笑)
曲がりなりにも金融業界に身を置く者として、少し考えさせられたことは事実です。