こんばんは。
本日のランチスピーカーはSunil Kumar学長でした。元々はStanford GSBのAssit. Deanで、今年の1月にBoothの学長に就任しました。
http://www.chicagobooth.edu/faculty/bio.aspx?person_id=26619906048
まあ、せっかくでしたので質問をしてみました。
「我々はGlobalizationとDiversityに直面しており、毎日色々な問題がおきている。より効率的な形でGlobalizationを推進するために一番大きなチャレンジは何か?そして、それを乗り越えるために、Chicago Boothの教育は我々に何を与えてくれるのか?」
前者は、色々と言われているが、本質的には「違い」をどのように受け入れ、対応していくか、ということだろう、と。(おっしゃるとおりですな。シンプルにありがとうございます☆)
後者は、やはりシカゴの学長だなと思いました。
「違い」を言い出したらきりがないし、そもそも人はみんな違うじゃないか。
"You can't become someone else because others are already picked by others"
つまり、自分を見つめるしかない。
その上で、一歩下がって対極的な視野をとり、他者との関係性を考える際に「相違点」よりも「相似点」を見るべきだ。
では「相似点」とは?
それは、Basics、つまり本質である。そしてシカゴはその本質を教えるのが強みである。
世の中は変わる。新しいテクニックばかりに着目しても、それはすぐに陳腐化する。
ただし、本質は変わらないはずだ。経済学、会計、リーダーシップ、マーケティングなど、新しいテクニック・考え方は出てくるが、基本は大きく変わらない。
どうやら、いい学校を選んだようですな。