議長が異例のコメント!!  一部の議員の発言、行動がいつから無責任となったのか | じょうじ全力投球

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佐倉市議会議員
村田じょうじの活動日記

 3月26日に佐倉市議会2月定例会が閉会しました。(閉会後時間が経過してしまいもうしわけありません。)

 その閉会直前、岡村芳樹議長より異例のコメントがありました。

 

 岡村芳樹議長コメント全文

  この1年間を振り返ってみますと、言論の府である、この佐倉市議

 会は、非常に由々しき事態にあると考えます。

  発言の取消しや訂正、それに対する厳重注意が繰り返され、全ての

 議員がその責任を再確認したと思っておりましたが、一向に止むこ

 とはありません。

  佐倉市議会史上初、懲罰動議において陳謝が科された際もそうで

 したが、事実と異なる発言が乱発され、意図的に他の議員を貶めよう

 とする行為とも取られかねないものであり、極めて遺憾であります。

  また。正当な理由なく会議に遅刻や欠席をされるなど、議員である

 前に、社会人としての常識、規範が遵守されていない状況に言葉もありま

 せん。

  佐倉市議会議員の一部ではありますが、発言にも、行動にも、いつ

 からここまで無責任となったのか、危機感をもっております。

  議員の皆さまにおかれましては、今一度ご自身の行動を振りかえ

 っていただき、正すべきは正し、議会の品位が保たれるように努めてい

 ただきたいと思います。

 

 

 このように岡村議長は、一部の議員ではあるがとしながら、議員である前に

社会人としての常識、規範を遵守していない議員がいると苦言を呈しました。

 このコメントに至った経緯の詳細を記しておきます。

 少々長くなりますが、最後まで御覧いただきたく、お願いいたします。

 

 令和5年7月3日には、「公開と改革」の高橋とみお議員が本会議場において

「これ以上しゃべると、何かしますよ」という強迫的な発言をし、地方自治法

第132条に違反したとして懲罰動議が提出されました。

 懲罰特別委員会で審査の結果、賛成多数で懲罰を科すべきと判断されました。

 その後、8月18日の本会議にて、賛成18名、反対8名の大差をもって、

佐倉市議会史上初めて、「公開と改革」の高橋とみお議員に「陳謝」の懲罰を

科す事が決定し、即日「公開と改革」の高橋とみお議員は本会議場にて

「謝罪文」を朗読しました。

 この懲罰動議に関連して、結果としては報復的に提出されたと言わざるを得ない、

「さくら会」の櫻井議員・村田に対して提出された懲罰動議に関して、その賛同者

に名を連ねた、日本共産党・石井昇議員、会派に属さない三谷英継議員は、それぞれ

「あちらから声がして、何言っているか。私、加齢性の難聴気味もありますから、

明確に僕は聞こえないですけれど」「私聞けない部分とかが結構多くありまして」

としながらも、発言をめぐる懲罰動議に賛同し、法令等に違反する発言を行ってい

ないと認められた、櫻井議員・村田に対し、甚だ無礼な行為であったとして、猛省

を促す問責決議が提出され、賛成多数でこの問責決議は可決されました。

 次に、7月3日に議案第2号の修正案の提案説明の中で、「公開と改革」の

高橋とみお議員が事実と違う発言をしたとして、他の議員から取り消しを求められた

事に対して、その要請にも応じず、議長から発言の取り消しを命じられました。

 次に、8月28日の議会運営委員会において、「公開と改革」の高橋とみお議員が、

事実と異なる発言をしたと指摘され、「お詫びして訂正させていただきます」と再び

その発言を取り消しました。

 次は9月6日に「無会派の会」の宇田みおこ議員は、9月5日の自身の一般質問における、

一部不適切な部分について発言の訂正をしたい旨申し出をしており、事実と異なる発言

を訂正しております。

 この際に、村田は議長に対して、厳重に注意をしていただきたいと公式にお願いしております。

 にも関わらず、11月定例会においては、「無会派の会」の宇田みおこ議員から、

11月28日に発言取り消し申出書が提出されました。これは、11月27日の議案に対する

質疑の中で事実と違う発言があったため、関連する議員から取り消しの要請を受けた議長が

「無会派の会」の宇田みおこ議員に発言の取り消しを打診した結果、発言取り消し申出書

が提出されたものです。

 事実と違う発言等が頻発している現状を危惧し、私は、11月28日にも

「議員は自身の発言に責任を持つべきである。一度インターネット中継等で流れてしまった発言を、

すべての方に向けて訂正、取り消しをするのは困難。」として公式な場で、

「議長から厳重に注意していただくようお願い」しております。

 この一連の発言訂正や取消、厳重注意等を経て、すべての議員がその責任を再認識したと

思っておりましたが、残念ながら、3月21日の予算審査特別委員会において、「公開と改革」

の高橋とみお議員から再び事実と異なる発言がありました。

 しかも、その直後に執行部が、「公開と改革」の高橋とみお議員の発言内容を完全否定

しているにも関わらず、予算審査特別委員会委員長の取り消しの要請に対して、まるで何か

政治的な力が働いたかのような憶測でしかない理由を述べ、取消を拒みつづけました。

 最終的には委員長から「憶測での発言」を控えるよう指摘された

「公開と改革」の髙橋とみお議員は、「残念ながら」としながらも、

憶測でしかない事を認め、発言の取消を了承しました。

 さらに申し上げるならば、この3月21日にされた事実と異なる発言内容は、

7月3日に「公開と改革」の高橋とみお議員が事実と異なる発言をして

取消を命じられた語句を使用しての発言であり、過去に取消を命じられた語句を、

あえて使用していることから、意図的に悪意を持って他の議員を貶めようとしてした発言

と思わざるを得ません。まったく許される行為ではありません。

 また、議長がコメントを述べられた3月26にも

「無会派の会」の宇田みおこ議員は、討論の場で、関係のない発言をし、

議長から注意を受ける場面がありました。

 

 この1年間を振り返ってみましたが、これは異常事態です。

 佐倉市議会史上初の懲罰動議成立もそうですが、事実と異なる発言が乱発され、

意図的に他の議員を貶めようとするその姿勢は、糾弾されるに値する恥ずべき行為です。

 

 また、岡村議長はコメントの中で、「正当な理由なく会議に遅刻や欠席をされる」と

述べられています。 

 最近の出来事ですが、佐倉市立臼井保育園の卒園式が執り行われました。

 その席に、いわゆる臼井地区の議員がお招きいただきましたが、

「公開と改革」の高橋とみお議員、「無会派の会」の宇田みおこ議員は、

「出席する」と回答しながら、当日無断で欠席した事がありました。

 そのために、保育園は、両議員の到着を待つ事ととなってしまい、

卒園式開始が数分遅れるという事態になってしまいました。

 見かねて私が「もう始めてください」と申し上げ、数分遅れで

開式となりました。

 私が謝罪すべきものではないかもしれませんが、

関係者の皆さまには大変申し訳なく思っております。

 保育園の職員の皆さま、関係者の皆さま

何より、卒園されたお子様、ご家族の皆さまには

一部の非常識な議員が大変ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。

 

 さて、このような流れがあり、今回の岡村芳樹議長の異例のコメントにつながりました。

 あくまでも選挙で選ばれた議員ですが、だからといって、なんでもありではありません。

 このような佐倉市議会の実態と一部非常識な議員の実態について

皆さまにも知っていただきたく、ここに記すこととしました。