最初に「霊感があるかも」と思った出来事


それはかわいがってもらっていた曾祖父が亡くなる前



当時私の家は料理屋をやっていて


父が市場に食材を仕入れに行くとき


時々ついていきました。



いつもの道はちょうど実家の墓地の前の道を通ります


いつも通る道なのに


何故かこの日は父に


「お墓詣りいかないかんね」と


言ったのを覚えています



それからほどなくして


曾祖父が亡くなりました




曾祖父は80過ぎていて


40年近く前にしては長寿なほうでした


それまで魚屋と八百屋と料理屋を掛け持ちして経営し


当時珍しい後ろに荷台のついた三輪車に乗り


(これむちゃくちゃバランスとるのが難しかった)


仕事の合間にお仲間と店先で将棋を打ち


ひ孫の私には毎日つり銭入れのかごから


おこずかいの100円をくれました


(当時の100円って今の1000円ぐらいなので時々友達に奢ってあげることもありました)


近所でもとても有名なおじいさんでした



一家が曾祖父でもってたような感じでした



その曾祖父が亡くなり


勿論かわいがってもらっていた私も悲しかったのですが


祖母(曾祖父の娘ですね)が私に


「お前があんな事言うから・・・」と


責められました


(あんな事とは「お墓いかないかんね」と言ったこと)


それを父が聞いていて


「子供の言う事だから仕方ないじゃないか!」と


擁護してくれましたが


何気に私が言った言葉が


家族を口論に導いてしまいました



子供って純真無垢なので


他の人が見えないものが見えたり


何気ない一言に予感みたいな意味が込められているのは


本当ですね




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