Nature という雑誌をご存じだろうか。
英国の科学雑誌であり、自然科学を志すものにとっては、その雑誌に論文が掲載されることは、自然科学者としてこれ以上ない業績となる。
Natureにはこれまでにも、ノーベル賞クラスの業績が多数掲載されている。
そのNatureから刊行される、Nature Materialsは、材料の科学技術全般に関する最先端研究の集成を目指しており、材料の合成/ 加工、構造/ 組成、特性、性能に関する基礎・応用研究をすべてカバーしているのだが、
このNature Materialsに、わが父の論文が先ごろ掲載された。
父は素粒子研究を専門とする理論物理学者である。
いままでに、同じくインパクトファクターの非常に高い米国の科学雑誌、Sienceに2度の論文掲載を果たしているが、今回は、とうとう、科学雑誌の最高峰、Natureにのってしまったのである。
これには、地元の新聞が大きく一面にとりあげ、知事から祝電がとどいたりと大変なお祝いムードであったらしい。
私も医学という自然科学を志したはしくれ、Natureときいたときには、おお、すっごいな、と思った。
けれども、このニュースを知らせた恩師、先輩、同僚などの医師たちの反応、そして京都大学のHPのトップニュースとしても取り上げられていることなどを知り(父は京都大学の教授ではない)、父の成し遂げたことの大きさがじわじわとわかってきた。
ご興味のある方は、以下をご参照されたし。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2011/111128_2.htm
父にとって初めての子供である私の名は、父の専門である理論物理から一字をとってつけれた。
にも関わらず、、、、、
高校の物理のテストはいつも赤点。
答案用紙がかえってきて、そのまま教室のゴミ箱にいれたが、3点(100点)という点数もとったことがある。
親不孝は昔から。
父の偉業に恥じないよう、精進せねば。



