こんばんは。
「がの」です。
融資の話です。
私のブログでは、散々(?)、
住宅ローンは悪い負債だと言及しておりますが、
それでも住宅ローンを組むのであれば、
これから3日間で書く知識くらいは、
つけた方がいいと思います。
さて、本題です。
今日の話は、
借入額が◯◯円
金利が▲▲%
返済期間がXX年の時、
毎月いくら返済が必要か?
という計算をする
計算方法についてです。
基本的に2つの返済方式が使われており、
1)元本均等返済
2)元利均等返済(明日の投稿で説明)
になります。
日本で住宅ローンを
組んだことがないので分かりかねますが、
住宅ローンを組むときに、この2つの話は
されるのでしょうかね?
内容を理解した上で、
時代に合った方式を選んで頂ければ
と思います。
さて、「毎月の返済額」の計算ですが、
例えば、
借入:600万
金利:5%(固定)
返済:10年
とします。
はじめての融資の時に、
バカな私は、
---------------------------------------------
1)600万✕5%=30万円(利息)
→ 合計返済額 630万円。
2)10年=120ヶ月
3)630÷120=5.25万円/月
---------------------------------------------
という計算をしていましたが、
全然違います(笑
元本を返済すると、
利息の対象となる元本が毎月減るわけですから、
その分、利息も減少します。
その分を計算しなければいけません。
600万を120ヶ月で返済する場合、
つまり元本を月5万円で返済する例を書きます。
「初回返済」は、
元本5万円 + 600万円(元本残高)✕(月利) ですが、
「2ヶ月目返済」は、元本が5万円減っているので、
元本5万円 + 595万円(元本残高)✕(月利) です。
以降、3ヶ月、4ヶ月、も同じ計算で例えば2年目からは、
「2年目1ヶ月目」
元本5万円 + 540万円(元本残高)✕(月利)
が返済額になります。
「2年目2ヶ月目」
元本5万円 + 535万円 ✕ (月利)。。。
と毎月の利息が減っていくわけです。
元本の返済額は一定で、
毎月利息分の返済が比例的に減少していく
この返済方式を「元本均等返済」といいます。
本当は公式もあるのですが、
説明がややこしいので、
ご興味ある方は、お調べください。
計算式で分かりにくい方は、
イメージの図をご参照ください↓
明日は、より一般的に使われている
「元利均等方式」について説明いたします。
※画像の出典: http://ul.lc/398v
それでは、
今回はこの辺で。
以上、
「がの」がお送りしました(^o^)/