日本円のように低金利の通貨で豪ドルなど高金利通貨を買った場合、「スワップポイント」や「スワップ金利」と呼ばれる金利差益を獲得することができる。
このスワップ金利は、銀行の外貨定期預金などと比べて格段に有利な水準となっていて、しかも外貨定期預金の場合、もし満期前に解約するとペナルティとして利息が少なくなってしまうのに対し、スワップ金利は毎日支払いが行なわれる。つまり、ビシバシとトレードをしなくても、ポジションを持っているだけで日々、金利が貯まっていくのだ!
リーマンショック以前には、例えば豪ドルを1万通貨保有した場合、月々もらえるスワップ金利が5000円を超えている時期もあった。世界的に低金利な状態にある現在は、月に3000円程度となっているが、それでも、ただ“持っているだけ”でそれだけの利益が得られるのは、大きな魅力といえるだろう。
もちろんリスクがないわけではない。相場が大きく下がれば(円高になれば)為替差損が出てしまい、せっかくコツコツ貯めた金利がフイになってしまう可能性もある。
けれども、以下で解説する手法を守れば、その可能性をゼロに近づけることができるはずだ!
★Point1
FXは高金利通貨を保有している間、毎日金利がもらえる!
→為替の変動に関係なくスワップ金利は貯まる!
スワップ金利は「保有ポジション」に対して発生する。つまり、相場が円高になろうが円安になろうが、金利に大きな変動がなければ毎日確実に貯まっていくのだ。
ただし、豪ドルを日本円で買った場合、豪州の金利が日本の金利を下回るようなことがあれば、その金利差分、逆に毎日支払うことになる。また、スワップ金利はFX会社によっていつでも引き出せるところと、決済しないと引き出せないところがあるので、トレードをする前にきちんと確認しておこう。
★Point2
FXが外貨投資に向いている理由
→他の外貨商品より低コストで取引の自由度が高い!
FXの魅力はスワップ金利だけではない。まず注目したいのが、そのコストの安さだ。
大手銀行で外貨預金をする場合、1豪ドルあたりの為替手数料は4円程度で、外貨MMFでも2円くらい。一方、FXは取引手数料は無料というのが主流になっているばかりか、為替手数料にあたるスプレッド(「買い」と「売り」の価格の差)が2~6銭と破格の安さ!
スプレッドが最も低いFX会社で豪ドル/円の取引をする場合、外貨預金とのコストの差は、実に100倍にも及ぶのだ。コストの多寡は手にする収益にも響いてくるので、これは大きなメリットといえるだろう。
機動的な取引ができるという点でもFXは有利だ。月曜日の朝から土曜日の早朝まで、常にどこかの国のマーケットが開いているので、いつでもトレードをすることができる。また、「買い」ポジションだけでなく、「売り」ポジションからもエントリーできるので、相場状況に応じた投資戦略を考えることも可能だ。
さらに大きな特徴となっているのが、レバレッジをかけた投資が行なえるということ。レバレッジとは、FX会社の口座に入れた証拠金の「何倍の金額で取引する」という倍率のことで、例えば手元に資金が50万円ある場合、外貨預金では額面どおり50万円分の投資しかできないが、FXなら100万円(レバレッジ2倍)や200万円(同4倍)で取引をすることも可能だ(8月1日より最大50倍が25倍に引き下げられる)。
このように少額で効率よく利益を狙うことができるのだが、レバレッジをかければかけるほど、リスクは比例して高まっていくということもお忘れなく。
(取材・文/佐乃美歩絵)
*ダイヤモンド・ザイ2011年8月号に掲載。特集は「最新決算に隠れた躍進株を発見!」。そのほか、外貨投資入門、上場全3619銘柄の最新理論株価なども掲載。特別付録は「毎月分配型の『ウソの利回り』まるわかりブック」。
【関連記事】
有事の際でも信頼度が高いネット証券はどこか?
ボーナスや退職金をノーリスクで増やす最善策!
価値のある超割安株の見つけ方
サラリーマンは自宅を買うな!
藤巻健史さんが断言する「外貨投資のススメ」
「この記事の著作権はダイヤモンド・ザイ に帰属します。」
枕低反発枕が激安!低... 価格:2,980(税込、送料別) |

