たしか将棋でこういう戦法を使ってる友達がいた。
その名の通り、常識をすべて無視して、速攻で突撃してくる「戦法」である。これが上手く行く時は派手でかっこいいのだが、失敗したときの負け様はひどいものだ。
さて、自分の活動は「無理攻め」になってないか。自分の弱い部分、一番大切な部分を守らずに、得意な部分だけを頼りに攻めてるだけではないか。最近の自分の行動を見ていてそう感じることが多い。自分の攻撃力を過信している。これでは、本当の「強さ」は身に付かない。自分の弱点を「強み」に変えないまでも、しっかりとした「囲い」を作って守っておきたいものだ。
羽生善治は、どの戦法が得意なのかわからない。すべてが強い。攻めも強いし守りも強い。そして「羽生マジック」と呼ばれる自分にしか持っていない強みがある。しかし、3割の確率で負ける。完璧な強さを持ち、「天才」と呼ばれる人間ですらそうなのだ。
イチローの打率は今季.350だ。世界1,2を争う好成績である。なのにも関わらず.650の確率で敗北する。
彼らは「勝利」のために人の何百倍もの努力をしている。なのに敗北する。しかし、敗北の原因を突き止める作業をしているために、これ以上「敗北率」があがることはない。毎年同じ「敗北率」をキープしている。
今まだ凡人の俺が「勝利」するには何が足りないのか。
敗北の原因を突き止める力か。
敗北を繰り返さないように努力する力か。
「攻め」を強化する力か。
答えは努力だ。自分の中で明確すぎて悔しい。
もっと自分を囲う努力をしなければならない。
そして、いろいろな「囲い」をマスターしなければならない。囲いには相手に応じて適応しうるさまざまな定跡があるからだ。