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変えてみせる!

「生涯勉強」「与えられた仕事や場所で輝こう」
http://www.seikyoonline.jp/news/myoji/2013/04/1207128_4476.html


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名字の言より








名字の言  2012.11.8 


『子どもの運動会で保護者対抗の綱引きに参加した。こうした行事でしか、めったに顔を合わせない父親が集まった“即席チーム”同士の試合。かつて池田名誉会長がスピーチで紹介した「リンゲルマン効果」を実感した。


綱を引く人数が増えるほど、一人の出す力が減っていく……。「社会的手抜き効果」とも言う。「自分がやらなくても誰かがやるだろう」という気分に流されないことが、自分の力も、チームの力も、十全に発揮するための鍵となる


日本人として19人目となるノーベル賞の受賞が決まった、京都大学の山中伸弥教授は語る。「一番になるつもりでやらない限り、二番にもなれません。オリンピックでも、金メダルを目指すからこそ、やっと銀メダルに手が届くこともあるでしょう。やはり金メダルを取るような準備が必要だと思います」(「潮」12月号)。最先端の科学研究をけん引する心意気が感じられよう。


人に頼る心を捨てて、「自分がやる」と決める。そして、どうせやるなら、「一番になるつもり」で取り組む。この心に立つ人が増えるとき、「万事を成す」ドラマが生まれる。


「一番になる」という熱情の有無を自身に問いたい。心は見えないが、人を動かし、社会を動かす大きな力である。』

努力の意味

『ノーベル医学生理学賞に決まった山中伸弥氏の快挙は、後進の大きな希望となった。手術が苦手で整形外科医を挫折、研究が進まず苦節の日々――氏の体験に、多くの人が励まされた。


 氏は、共に受賞が決まった英国のジョン・ガードン名誉教授への感謝を語った。「ガードン先生の50年前の仕事が正当に評価されて(中略)便乗させていただいて、受賞させていただいたようなものです」(NHK「クローズアップ現代」)


 ガードン氏も15歳の時、通知表で酷評された。担当教師は「(科学者を目指すなんて)ばかげた考えだ」「時間の無駄」と記した。その年の生物学の成績は〝最下位〟。氏は、この通知表を大切に額に入れ、研究所に飾っているという


 iPS細胞は、難病の治療や新薬開発などに大きな道を開く〝万能細胞〟という。いわば生命の持つ無限の可能性を引き出したのが、挫折を経験した2人であったことは感銘深い。


 人間には、いかようにも伸びていく可能性がある。しかし、可能性のままで終わるか、開花させるか――その分かれ道は、挫折の時に、可能性を信じ、努力し続けられるか否かにあると、あらためて思う。努力は常に成功に直結するわけではない。しかし、努力のないところに成功はない。』



  2012.10.30  名字の言








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