それは正にジョニーの暮らしのごとし | ジョニーの間 2010

それは正にジョニーの暮らしのごとし

久しぶりに絶望できるマンガに出会った。


進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)/諫山 創

¥440
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進撃の巨人


~ざっくりとしたあらすじ~
中世っぽい世界。(この世界の技術力は数人係で使う大砲が最高っぽい。)
107年前に突然、巨人が現れ人間を喰っていった。
なんとか人間は逃げ、高い壁を作って100年間の平和を享受していたが、
壁よりもデカい超大型巨人が現れまた追い詰められる。


だいたいこんなカンジです。
巨人の恐ろしさがハンパない。


まず能力。
・頭が急所ではない。
・うなじ?脊椎?そのあたりが急所であり、そこを大きく損傷しない限りは例え頭を吹っ飛ばされてもすぐに復活する。
・大きさは最大15メートル。
・知性は無く、「人のみを食う」という本能にしたがって動いている。


んで見た目。
・胴が長く、手が異様に細く短い。
・顔がキモい。
・12頭身くらいあるが、うち7,8頭身が胴体。

この見た目がヤバい。

初めて見た時のあの恐怖は本当にもう・・・・
あまりにも人類が絶望すぎて笑えてきます。
たぶん総人口でも万に達してるかどうかなんじゃないだろうか。
あるいはもっと少ないかも。

で、前述のように再生力がハンパないため、砲術による遠距離攻撃は効果がほぼありません。
効くのは「立体起動」と呼ばれる移動術を用いた白兵戦のみ。
「立体起動」とは要するにスパイダーマン的な移動です。

そんなわけで白兵戦なんですが、信じられないほど簡単に仲間が死んでいくわけですよ。
主人公の仲間が頭からかぶりつかれるところなんかマジでトラウマ。

イメージ的にはベルセルクの蝕かGANTZといったところですね。
第1巻は衝撃のラストで終わってしまいました。
来月の半ばには2巻が出るので、早く続きを読みたいところです。


繰り返すけれどもアタマからかぶりつかれるところがマジでトラウマ。


その一点だけに於いては「買ったのは失敗だったかも」と言わざるをえない・・・