新年を迎える前に、ちょっとブログを更新。なんて一日だったのだろう。僕は、バタシー発電所へ連れて行かれ、アイリーン・アドラーに会った。彼女は、生きていた。
死ぬのも生きるのも、アイリーンにとって単なるゲームにしか過ぎないという訳だ。アイリーンは、シャーロックに自分が生きていることを伝えるのを拒んだが、僕は譲らなかった。シャーロックに、ちゃんと生きていることを伝えるべきだと思ったからだ。いずれにせよ、彼女がシャーロックの心をもて遊んでいる事には変わりはない。まあ結局、心配には及ばず…。シャーロックは、僕の後をつけていた。
ベーカー街に戻ると、ミセス Hが…。ハドソンさんが、何者かに襲われた。あんなハドソンさんを見たのは、初めてだ。シャーロックの冒険が常に危険と隣り合わせであることを、僕は思い知った。家の住所を知られているだけでなく、友達の名前も知られている。ミセスHは、本当に勇敢だった。彼女はどんなに痛みつけられても、奴らが探していた物を手元に隠し、決して手放さなかった。シャーロックのために、僕たちがすることといったら…。
シャーロックは、アイリーンのことについて話そうとしない。まあ、無理もない。でもお陰で僕は、年末年始の予定を全てキャンセルする羽目に。スコッチを片手に、無口な同居人と新年を迎えるとするか。