2011年5月8日に他のSNSに上げた投稿の転記


太郎
「テレビで原発なんかいらない!言ってるけど、どうなのかな?って思うんだよなぁ。」

花子
「なに?!今みたいな状況で、まだ原発が必要だって言うわけ!信じらんない。」

太郎
「確かに…。
原発は何か起きたら制御できないとんでもない施設だってことを今回改めて明らかにしちゃったね。
人類には早すぎたエネルギー源だった。若葉マークのドライバーにF1カーは運転できないってことかな。」

花子
「F1カーはF1ドライバーには運転できるでしょ!原発は優秀な技術者でも運転できないってこと?」

太郎
「ん~。人類にはまだ運転できないと言わざるを得ないんだろうね。」

花子
「だったらダメじゃん。」

太郎
「その通り!ダメだね。
でも、原発がそんな施設であることは造る側の人は承知のことだったはず。
今更、原発の危険性について議論するよりも、原発の危険性を知りながら、誰が原発を造ったのか。なぜ原発を造らざるを得なかったか。
の方が凄く大事だと思うかな。」

花子
「ん~、誰が原発を造ったの?」

太郎
「厳密には知らないけど、とても気になるのは、その判断は非常に限られた官僚とそれに便乗する非常に限られた政治家によりなされているということ。」

花子
「そうなんだろうね。
知らない一般人にも責任の一端はあるけど、推進した人の責任も重いとも思うけど。違うのかな。」

太郎
「良いいい方をすれば、
優秀な官僚様の方々は国民が意識することなく快適な環境を提供する使命をイキに感じて、陰ながらバックアップする意気込みで制度や環境を整えた。ということになるのかな。
官僚といっても人間だから一般人を貧困や不幸に陥れようと、わざと悪事を働くことはしないと思う。原発の推進もまさに同じこと。」

花子
「じゃ~。原発は良いことだって判断して造ったの?」

太郎
「本物に良いのか?という絶対的な判断は正直難しいし、誰にもできないかも知れない。
けど、原発を初めて日本に造ると判断した人は将来の日本には絶対に必要なエネルギー源だ、日本人の幸せには間違えなく必要な施設だという自負を持って造ることを推進したんだとは思うよ。事実、3月10日まではその通りだったし。」

花子
「確かに3月10日までは何にも考えてなかった。少し反省…。」

太郎
「残念だけど、
今の日本のエネルギー環境では原発に頼らざるを得ない。
風力、水力、地熱、太陽光とかに変換すればとかいってる人はいっぱいいるけど俺の感覚ではすぐの対応は相当難しいと思う。
その事実と原発という施設のリスク厳密に受け止めてじゃ日本の将来をどうするのか。日本人一人一人が真剣に考えることが何よりも大事なこと。その総意が原発撲滅なら喜んで協力するよ。」

花子
「原発なくなったらそんなに大変?」

太郎
「単純に発電能力は2/3になっちゃう。
火力、水力でまかなうとするとCO2ダダもれ。脱ダムとは真逆のダム推進。
化石燃料の枯渇、晴天続きの水源確保、という問題があるので火力、水力も万能ではない。安定供給、大出力、低コスト、CO2削減では原発が圧倒的に有利。
つまりすぐ同じ発電能力を確保するのは現実的には無理だということだね。」

花子
「じゃ、原発造るのは仕方なかったってことになるね。」

太郎
「その通り。でも、それでは官僚様の回答と全く一緒で今後も何の進展もないよね。」

花子
「あっそうか~。」

太郎
「原発問題だけじゃない。原発だけがクローズアップされているけど、
◇医療問題
◇介護問題
◇国防問題
◇教育問題
◇食料問題
◇環境問題
それらを包括する
◇税金問題、少子化問題
それらの問題の1つとして
◇エネルギー問題
があり原発があるということ。すべての問題が同じ程度の危険状況で明日崩壊してレベル7になるかも知れないということ。」

花子
「日本てそんなにいろいろ問題抱えているのかな。そんな意識はないけどな。」

太郎
「まさしく!今の原発と同じで問題にならないと気づかないというのが怖いね。で、問題になったときは手遅れ…。」

花子
「だって、誰にも教えてくれないよ。」

太郎
「そうだね。危機意識が薄い一般人にも問題はあるけど、現実を偏りなく正確に伝えるのはマスコミの大事な仕事だと思う。マスコミはもっともっと本来の役割をはたして欲しいとは思うかな。
俺が感じていることは2つ。
1)官僚は優等生だと思う。考えられる最も危険性の少ない方法で対応を探すから、どうしても目先に捕らわれガチ。
官僚曰く、間違えや危険はないのだから、そのための説明はしない。想定外の津波が来た時の言い訳は考えても、その場合の対応策は明らかにしない。明らかにすれば危険性を認めたことになるから。だから考えない。
2)日本人はある面では過剰な責任やサービスを行政に求めすぎる。
自己の責任と行政の責任の範囲が非常にあいまいで、本来なら自己責任の範囲のことを行政にに求める。
国民がこうだから行政側も情報を小出しにしてガードを高くせざるを得ない。
ユッケにO-111が繁殖したのは行政が生の牛肉に対する基準や罰則をもうけないからだ!って言うような話はどこかスッキリしない。」

花子
「法律に従って対応したんだから問題ない!ってのはあまり偉くはないってことだよね。」

太郎
「結論のない話だけど、国民一人一人が現実を正確に理解して考え、議論して結論を出して、納得して協力する。っていう極めて当然な話になっちゃうね。」

花子
「何かさぁ~。今から官僚は無理っぽいから、偉くなって政治家になってよ。」

太郎
「…。
花子の一票だけじゃ政治家にはなれないね。」