今日、僕の小規模な生活(福満しげゆき)を読んだ。

福満しげゆきが色々と自問自答している様が面白いマンガでした。

そのマンガを読んでいるとき、なぜか以前に読んだ自己啓発書の内容を思い出した。自己啓発の本は無職

時代に何冊か読みました。

それまで自己啓発書を読む人と言えば有能なビジネスマンを想像していましたが、その本によって視点が

変わりました。


作者は元ニート(半引きこもり)でした。作者が部屋を占拠する大量の本を何ヶ月かに一度の割合で処分

する話です。


要約すると、


リセールバリューに優れる写真集やコミックは買って、たまって、売ってを繰り返すが、一方的にたまる

だけの本、それが自己啓発書である。

この種の本は読んだときは感動して「明日から前向きに行動するぞ」と思うけど翌日になると前日の誓い

は忘れてる。

けど、本屋で見ると感動して思わず買ってしまう。で、たまってしまうと「これ売りに行ったら店員が

『何でこいつこんな本ばっかり』って思うんだろうな」って考えてしまって売れない。

かくして僕の本棚には自己啓発書ばかりが増えていく。売れるものは全部売って帰って来ると自己啓発書

だけが残っている。


そんな感じの内容でした。この本を読んで目からうろこが落ちた気がしました。

自己啓発書が良く売れてても買った人みんなが成功するとは限らないですよね。