いやぁ日本人が二人もツールに出る時代が来るとは。

しかもかなりいい仕事をしている様で。


かれこれ14.5年前、僕は自転車競技をかじっておりました。

当時はM・インデュラインの全盛期で、シャカリキ連載中(曽田先生にファンレターを書いたこともあり

ます)僕のヒーローはJ・トマック(MTB選手)でした。



僕はMTB(DH)でしたが、3年間僕なりに熱心に励んで、三瓶山の全日本では『ゾーン』的現象にも

遭遇しました。

スタートしてしばらくすると、音がなくなり、モノクロに、さらに視界が狭くなって、全てがスローモー

ションに・・・

道が光るわけではないですが、レコードラインが見えて、ペダル、ハンドルからタイヤまで神経が繋がっ

たかの様に全てを感じることが出来ました。

ところが、あるカーブで微妙にラインを外れ「このままでは曲がれない」「これ以上スピードは落ちな

い」「ケツを出す(リアタイヤを流す)と回る」とスローモーションの時間の中あれこれ考えながらコー

スアウト。

そのレースが最後のレースになりました。

後にも先にも一度きりの体験です。


昨今のガソリン高騰とECO意識から自転車が注目されているようですが、まだまだ自転車競技はマイナ

ーで少し残念。