FITを運転していてずっと気になっていたのが、小さいギャップを拾うことと異音でした。
音に関しては内装のたてつけかと思っていましたが、最近自分なりの結論を見出しました。

それはボディ剛性です。

FITのボディがヤワと言うわけではありません。むしろ硬いです。と言うか無駄に硬い、硬すぎるのです。
僕にとっての対比の基準は元の愛車レガシィ(先代B4)ですが、レガシィがヤワかと言うとそんなことはありません。
レガシィはF.Rともタワーバーとロアアームバーを入れてノーマルより格段に剛性が上がっていました。

巧い言い方が出来ませんが、FITには『力の逃げ』が無いのだと思います。言い方を変えると『いなす』ことが出来ないのだと思います。

大学時代MTB競技をしていましたが、その頃周囲の友人の多くはアルミフレームのMTBでしたが、僕はアルミの硬さが嫌いでクロモリ(クロームモリブデン鋼)フレームにこだわっていました。(タンゲのプレステージです)

その感覚に近くて、FITはアルミでレガシィはクロモリというイメージです。

アルミより柔らかいクロモリは『たわむ』ことで乗り心地が柔らかでした。

おそらくホンダ車は全般的に硬いボディと思われます(インテグラTYPERやS2000がそんな感じでした)
レガシィが『たわむ』ことで『いなす』入力をFITはそのまま受け止めてしまうのだと思われます。




色々書きましたが、もしかしたらサスペンション周りのブッシュの硬さとかに原因があるのかもしれません。


以前友人が『体感できるボディ剛性は8割がたシートのホールドと取り付け剛性や』って言ってましたし、個人の印象の問題ですからね。