小野リサ / menina (1991)

サード・アルバム。MIDIから2枚のアルバムを出して、BMGビクター移籍第一弾となるものの、脇を固めるスタッフに大きな変更はないみたいで、これまでの路線の集大成とも言える作品で、彼女の代表作の一つとしてカウントできよう。サンバ、ボサノヴァ、ショーロ、マルシャ、バイヨンなど様々なブラジル音楽を小野リサの歌声と共に堪能。前作にも増して、パウロ・セザール・ピニェイロの作詞の曲がたくさんあって、彼女の世界観を情熱サポート。自作曲5曲、恒例のスタンダードは「You'll Never Know」。アルバムは、彼女のデビュー当時から編曲や楽曲提供で支えてきたアルベルト・アランチス(1939 -1991)に捧げられています。

 

Tracklist:

01. オ・サンバ    
02. クレア    
03. グルマリ    
04. 話の迷路    
05. ホーダ・ジ・ショーロ    
06. ユール・ネヴァー・ノウ    
07. オ・コルソ    
08. 失われた王国    
09. パラ・コン・イッソ    
10. リオ、海の花    
11. オリシャ    
12. カルナヴァル    
13. カンセーラ