Chuck Mangione / Love Notes (1982)

チャック・マンジョーネは1970年代後半にA&Mで9枚に及ぶ作品を発表し、人気を博しました。1982年にコロムビアに移籍しコンスタントにアルバムをリリース。この時期が個人的にはリアルタイムで新作を聴くことができたので、思い入れも強い。本作は1982年リリース作品で、A&M時代の雰囲気も引き継いでいて、「これぞチャック・マンジョーネ!」といったもの。ただ驚きが2曲目の「No Problem」。13分に及ぶ静かなるグルーヴナンバー。ミニマルで淡々とした感じが意外な感じ。でも聴いてるとハマッちゃうね。

2013年にBGOレコーズがコロムビア時代の3作品を、デジタル・リマスターして2CDでリリースしました。選んだ3作品は年代順ではなくて、何故か1983年作の『Journey To A Rainbow』が飛ばされています。1984年作の『Disguise』が両CDに跨ってしまっているのが、ちょっと残念だけど、ひとたびCDプレーヤーのプレイボタンを押せば長く聴けるので、それも良しか。

 

Tracklist:

1.Steppin' Out

2.No Problem

3.Memories Of Scirocco

4.To The 80's

5.Love Note