Crosby, Stills, Nash & Young / Looking Forward (1999)
この4人が集まるのは1988年作の『American Dream』以来で、11年振り。充実した音楽活動をしていたのはニール・ヤングとデヴィッド・クロスビーの二人。スティルスとナッシュはCS＆NかCSN&Yでないと自作の発表の場がない感じが80年代後半から90年代ずっと続いてる。で、お目当てのクロスビーの提供曲は2曲で、「Dream for Him」は1998年にCPRのセットリストに組まれていたもの。「Stand and Be Counted」はそのCPRのメンバーで息子ジェイムス・レイモンドとの共作。このアルバム制作のために、無理矢理提供してるっぽいんだよなぁ。ニール・ヤングもライヴで披露していた楽曲を持ち込んでいるようで、次作の『Silver & Gold』に入っていてもおかしくないテイスト。『American Dream』と比べると、全体的な統一感、ナチュラル感もあって好感は持てる。クロスビー的にはCPRの音楽的充実度に比べると収穫の少ない再集合か。もっとも収入面はCPRに比べ多いだろうけど！
Tracklist:
1.Faith in Me (Stills, Joe Vitale) 1997.1.23 rec
2.Looking Forward (Young) 1998.11.3 rec
3.Stand and Be Counted (Crosby, James Raymond) 1999.2.23 rec
4.Heartland (Nash) 1998.4.10 rec
5.Seen Enough (Stills) 1999.5.12 rec
6.Slowpoke (Young) 1998.3.11 rec
7.Dream for Him (Crosby) 1999.1.15 rec
8.No Tears Left (Stills) 1996.11.3 rec
9.Out of Control (Young) 1998.3.11 rec
10.Someday Soon (Nash) 1999.7.21 rec
11.Queen of Them All (Young) 1999.7.15 rec
12.Sanibel (Denny Sarokin) 1999.1.10 rec
