Ry Cooder / Music By Ry Cooder (1995 Best)

1980年代、映画『ロング・ライダース』をスタートに、ライ・クーダーのメインは映画音楽になってしまいました。1990年代も同様でオリジナル・アルバムは数える程。本作はそんな時期の仕事を総括したベスト盤で邦題は『ベスト・サウンドトラックス』。サントラ盤未発売の『サザン・コンフォート』からの3曲と、『ストリート・オブ・ファイヤー』のサントラ盤未収録の1曲が聴けるのがこのコンピの魅力のひとつ。1980年から1993年までの映画のサントラからの選曲ですが、『マイナー・ブラザーズ』からは選曲無し。時系列ではなくランダムに並んでいるものの考えがあるように思えず。いっそのこと発表順に並べた方が聴きやすそう。まぁ、ライ・クーダーの映画音楽家としての側面を知るにはうってつけのコンピ。

 

1970年 『ライ・クーダー・ファースト』

1972年 『紫の峡谷』

1972年 『流れ者の物語』

1974年 『パラダイス・アンド・ランチ』

1976年 『チキン・スキン・ミュージック』

1977年 『ショー・タイム』

1978年 『ジャズ』

1979年 『バップ・ドロップ・デラックス』

1980年 『ロング・ライダーズ』  ※3曲

1980年 『ボーダーライン』 

1981年 『サザン・コンフォート』 ※サントラ未発売 ※3曲

1981年 『ボーダー』 ※4曲

1982年 『スライド・エリア』

1982年 『ライヴ』

1984年 『ストリート・オブ・ファイヤー』 ※1曲(サントラ未収録曲)

1984年 『パリ、テキサス』 ※3曲

1985年 『アラモベイ』 ※2曲

1985年 『マイナー・ブラザーズ 史上最大の賭け』

1986年 『クロスロード』 ※3曲

1986年 『ブルー・シティ 非情の街』 ※2曲

1987年 『ゲット・リズム』

1989年 『ジョニー・ハンサム』 ※6曲

1992年 『トレスパス』 ※3曲

1993年 『ア・ミーティング・バイ・ザ・リヴァー』

1993年 『ジェロニモ』 ※4曲

1994年 『トーキング・ティンブクトゥ』

1996年 『ラストマン・スタンディング』

1997年 『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』

1997年 『エンド・オブ・バイオレンス』

1998年 『パーフェクト・カップル』