2021年も残すところ10日。先日ふと思い立ってレコーディングでのメイン・ギターの57年6120のブリッジ台座にパテを注入してみました。本来可動式のブリッジ台座なんですけど、アームを使っていると少しずつブリッジがテールピース寄りに倒れ気味にズレていくのが以前から気になっていたんです。ブリッジが動くとトーンも若干変わります。レコーディング時はブリッジが動く度に手でズラしながら修正していたんですけど、その手間を少しでも省くためにパテを入れて固定しちゃいました。元々このグレッチはゲットした時にすでにパテが入っていて、ブリッジのスタッドから上の部分が傾かないように固定されていたんですけど、アーミング時に動いた方がチューニングの狂いも抑えられるだろうという読みと、100%オリジナル状態に戻したいがために自分でパテを少しずつ削り取って掻き出しました。それから四半世紀後にまた自らの手によってパテが注入されたワケなんですけど、また後世には誰かの手によって同じことが繰り返されるのもいとをかし。このグレッチをライブで弾く予定はありませんけど、来年2月8日のロカビリーの日にはこれより2歳年下の6120と共にブランニュー・フィフティーズでライブ参戦します。センキュー・グレッチ。
パテ入れ前のブリッジ可動状態。スタッド周りの隙間が見えるでしょうか。スタッドは弦の張力でブリッジに接地してるだけなので、アーミング時に前方に傾くという理屈です。台座は四半世紀前にボディにピン固定済。
パテ入れ後のブリッジ。弦を張ったままパテを入れたかったので、できるだけブリッジを上げて注入しました。パテの硬化後にはペーパーで綺麗に慣らす予定でしたけど、現在まだ未作業なので未来もこのまま弾き続けることになりそうです。
ブランニュー・フィフティーズ IN 東京
「ROCKABILLY FESTIVAL 2022」
日時:2022年2月8日(火)OPEN 17:00 / START 18:00
出演:THE BRAND NEW FIFTIES / KING CATS / Good Spirits / The Biscats / and more
DJ:COBRA / RAW-HIDE
会場:渋谷「club asia」東京都渋谷区円山町1-8 TEL 03-5458-2551
チケット:¥4,000(ドリンク代別)
♂ リーゼント割 500円キャッシュバック有り
♀ バンダナ割 500円キャッシュバック有り
チケット予約:ローソン・チケット(Lコード:74356)
現在確定している全てのライブ情報はこちらのサイトでご確認いただけます。
「グレッチ・ブラザーズ公式サイト」http://www.gretschbrothers.com
presented by JOHNNY KOOL