いつの間にやら66歳 | JOHNNY KOOL ROCKABILLY BLOG

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山口憲一のロカビリー・スペシャル人生

先日ブライアン・セッツァーのグレッチが売られていたサイトを眺めていたら、ふと自分が初めてゲットしたグレッチは最近どうしてるんだろうと気になったので、久しぶりに手に取ってみると埃まみれじゃありませんか。5年以上は壁にかかったまま放置していたでしょうか。あまりにも可哀想な姿だったので懺悔しつつJKに持ち込んで掃除していると、コレが相棒だったマジック時代の記憶が色々と甦ってくるんですよ。小綺麗になったところで久しぶりに音が聴いてみたくなったのでプリンストン・アンプに繋いでみました。ミレニアムを迎えてからはプラグ・インしてなかったはずなので約四半世紀ぶりの音出しだったんですけど、これがどうしてなかなかのサウンド。昔の印象よりも全然良い感じなので明日からの合宿に連れて行くことにしました。センキュー・グレッチ。

 

ボディ内部のラベルは趣があります。モデル「6192-3」と確認できますけど、色がナチュラルなのでコレは6193。6192はサンバースト・カラーのモデル・ナンバーになります。シリアル・ナンバーは9568・・・かな?かなりスタンプが薄くなっちゃって間もなく読めなくなりそうですけど、シリアルから判別すると1954年製造なので現在66歳・・・確か自分がゲットしたのは1989年だったので当時は35歳でした。

 

この娘もずいぶん色褪せちゃいましたけど、相変わらず色気はあります。スプルース・トップの木目もよくわかります。

 

1954年頃まではヘッドのグレッチ・ロゴが筆記体。初めて見たときはロゴにノック・アウトされました。

 

コントロール・ノブは金属製ではなく、クリアーのノブがオリジナル。チープに見えるけどコレがクールなんです。

 

このグレッチにはピックアップ・セレクター・スイッチが元々ありません。セレクター・スイッチを穴あけ増設したくなくて辿り着いたのがマスター・ボリュームのスイッチ付きポットで、引っ張るとセンターのハーフトーンからブリッジ・ピックアップに切り替わります。先のハーフトーン時の画像と比較すると、ノブの高さが違うのがわかると思います。

 

明日はシンクロマチックと久しぶりのデートです。四半世紀も隠居させてゴメンよ。

 

これは1990年頃にメイン・ギターだった現役時代の写真なので、シャーラーのローラー・ブリッジとビグスビーが載ってます。この頃はオニギリ型のピックを使っていて、右手の爪も今より長めだったようです。ピンナップ・ガールもこんなところに発見。

 

presented by JOHNNY KOOL