春頃だったか、翔太と風呂に入った時、後ろから両脇を持ち「しょーちゃん、立ってオシッコしてごらん。立ちションは、気持ちいいぞ!」
もちろん、風呂場でオシッコなんかしていいわけないが、その日は、あまりにもオムツがオシッコで重たかったので、立ってオシッコができるようになってほしいという気持ちでの発言である。
翔太は、首をうなだれ、そして、横に振る。
できないという事。
何日か経って、同じ事を言うと…
じょ~、じょ~と出た。
「しょーちゃん、できるがね!やったぁ。ママに報告しなきゃね。ついでにパパもしちゃおぅっと!」
オレも立ちション。
風呂からあがって浩代に言うと、
「やだー!お風呂でしないで!!」
「洗い場でだよ」
「洗い場でもやだ。ダメ!」
まぁ、怒ってもしゃーないか。
しかし、これがきっかけになって立ってオシッコが出来るようになればいいのにと、今でも思う。
浩代のうしろで龍太が笑っている。
「龍太、今度サンチンした時、龍太も立ちションしようよ。」
「いいよ」
「サンチンで立ちションだから、サンチンサンションショウだ!」
我ながらいいフレーズだ。
浩代は、あきれ顔だ。
これまで、何度か3人で入ったが、ショウは、成功ならず。
誰かが出ないのだ。
ゆうべも3人で入った。
が、失敗。
しっかし、バカな父親だ。