やっと『吸血鬼ノスフェラトゥ』(副題は『恐怖の交響曲』)を観ました!!
地元のビデオ屋に無くて諦めていたのですが、なんと!大学の最寄り駅のTSUTAYAにあったんですよ!!(『吸血鬼ドラキュラ』もありました!!)
伯爵役はマックス・シュレック、監督はフリードリヒ・ビルヘルム・ムルナウで、1921年のサイレント映画です
ジョナサン・ハーカーは社長に命じられ、妻を残しルーマニアに出張に行きます
そこの古城に住む伯爵が家を探しているからです
現地の村人に「あそこに行くな」といわれるが、仕事です行かねばなりません
伯爵は禿げていて、耳が尖り、ギョロ目で、前歯が長く、爪も伸びている不気味な人でした
伯爵の正体が吸血鬼である事が分かり…って云う内容です
この作品、凄く好きです!!
モノクロと映像の古さが相まって吸血鬼の不気味さがガンガン伝わってきます
加えて、2倍速の様なチャカチャカした動きがより不気味さを引き立ててます(正確には24コマ/秒のトーキー回転でテレシネされている為動きが速く、カメラ、映写機共に手で回すサイレント映画の再生速度はトーキーよりも遅い(『吸血鬼ノスフェラトゥ』DVD参照)そうですが、vincentにはよく分かりません)
モノクロなのに真っ赤な血の色が見え、悲鳴が聞こえてきそうな映像でした
台詞が無い分、演技も分かり易く、感情がよく伝わってきました
この作品はブラム・ストーカー著『ドラキュラ』の初めて映画化されたものです
しかし、許可を得ず作った為、ストーカー未亡人に訴えられ、発禁処分・ネガの焼却処分になってしまいました
『ドラキュラ』の著作権が切れた頃、なんと!倉庫から音楽の付いた私版プリントのネガが出てきたのです!
倉庫に入れてた奴GJ!!
一般的に、吸血鬼は尖った犬歯にマント姿が蝙蝠を連想させるけど、ノスフェラトゥは長く尖った耳、ギョロ目、伸びた前歯に伸びた爪、極めつけは禿げていて、鼠を連想させるなと感じました
背筋をピンと伸ばし、手を体の前に出し、ゆっくりと向かって来る様は本当に気味が悪く、私の中に新しい吸血鬼像を植え付けました
耽美で、病的で、ミステリアスな吸血鬼は大好きですが、こっちも良いですね
ただ、何故ノスフェラトゥは自分から朝日を浴びに行ったんだ!と思いました
分かりますよ、食事に夢中で日が昇るのに気付かなかったんでしょ
でもあれ移動しなきゃ日に当たらなかったじゃんww
馬鹿wwノスフェラトゥ馬鹿ww
そしてノスフェラトゥはスタイルは良いというww
正直に言うと、ノスフェラトゥよりも笑ったジョナサン・ハーカーの方が怖かった
この恐怖感は古いネガでしか味わえないよね
そんなわけで、私はF・F・コッポラの『ドラキュラ』よりもこっちの作品の方がオススメです!!









