本日、虚飾集団廻天百眼の『奴婢訓』を友人Hちゃんと観に行きました!!

場所はザムザ阿佐谷

14時の回を観てきました

因みに、チケットはこんな感じで届きました







主人の不在のうちに交代で主人になる奴婢達

まさに奴婢達の宴でした

血糊をかけて欲しくて2列目に座ったのですが、かかったのは水とミルクだけでした

血糊、かかりたかったなあ!!

主人になると非道な行いをする下女や、主人のふりをしている下男や下女を他の奴婢城がボコボコにしてしまう所に人間の醜さが描かれているように思います

冒頭の、全裸の男に服を着せるシーンの目張りが無かったことや、南条ジュンさんの半裸、十三月紅夜さんの胸出し・パンツ脱ぎに役者魂を感じました!!

ここまでの表現を私もしてみたいです

紅日毬子さん、十三月紅夜さん、そして常川博行さんにお会い出来てとても嬉しかったです!!

初めの方のシーンの毬子さんの「手淫してるっ」という台詞が大好きです

ああいった雰囲気の人が卑猥な言葉を吐いているのが堪らなく好きなんです!

終盤、オッベルが奴婢達を皆殺しにするシーンの言葉が響きました

私達は誰しも「主人」になりたがり、そしていつだって「今」しかないのだ

そのことを強く感じました

ラストのメイド喫茶の様な演出に、寺山修司に今らしさを加えられていて良かったと思います

全て寺山修司の書いたものではどうなっていたのかとても気になります…

寺山修司の演劇を観て、その圧倒的な世界観に跪くと同時にいつも感じることは、自分の想像力・表現力が如何に幼いかと云うこと

そして、表現の限界を設けるのは自分だと云うこと

世界は、広い

広いんだ