こんにちは、Johnny469maです。

はじめまして、ですね。

 

ずいぶん前の話です。25年位前です。

周りにいる人たちが、ある男性アイドル事務所の社長に私が似ていると口を揃え、若白髪だったせいもあり、Johnny469maと呼ばれるようになりました。でも、その周りの誰もがアイドル事務所の社長の顔を知らなかったのです。写真、出回っていないですもんね。どんなジョークやねん⁉

 

気持に引っかかることを、書き留めていきます。

 

昨年末、話題になったテレビドラマに「陸王」がありました。

池井戸潤さんの小説が原作で、老舗の足袋製造会社がマラソンシューズを開発販売、様々な困難を乗り越えていく物語。

足袋をベースにマラソンシューズを作るというと、金栗さんという人が実際に開発した話を思い出します。100年位前のことです。競技としての長距離走の草創期の伝説です。スニーカー好きにとっては有名ですね。

 

もうひとつ、タイトルの「陸王」といえば、古くからの単車-バイク好きにとっては、戦前戦後を通じた国産のオートバイがまずは思い出されます。

エンジンはV型2気筒。そう、誰もが知っているハーレーダビッドソンと同じ。はさみ角も45度で一緒。スタイルもどう見ても瓜二つ。

 

何も知らなかった私は、てっきりハーレーダビッドソンをコピー、模倣したものだと決めつけていました。「陸王」とは、上手いネーミングだなあと感心しながら。慶応大学の応援歌「若き血」のフレーズ、「陸の王者」を思い浮かべるし。

 

でも調べてみると、コピーではなく、ハーレーダビッドソンの製造会社と正式に契約を結んだライセンス生産だったんですね。失礼いたしました。きちんと筋を通していたことに感心しながらも、それに縛られて、新たなバイクのスタイルを創造できなかったのでしょう。今は、日本のバイクの歴史の中でのみ生きているブランドです。

慶応大学の「若き血」は昭和2年(1927年)、バイクの陸王ブランドが立ち上げられたのは昭和10年(1935年)。陸王という名が「若き血」から採られたのは間違いないでしょう。