韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、海中の船内捜索が行き詰まりつつある。乗客がいた可能性がある船体の3~5階の大部分の捜索を終え、23日までの1週間に見つかった遺体は4体だけ。まだ16人が行方不明で、不明者の家族は、遺体発見を祈るつらい時間を送っている。
一方、韓国メディアによると、救助に失敗したと非難を受け、朴槿恵大統領が解体方針を発表した海洋警察庁で希望退職の申請が急増するなど士気が低下している。
海洋警察は不明者捜索の主力。19日の突然の解体発表に、不明者家族は捜索に影響が出ると不安を募らせてきたが、懸念が現実になりつつある。
海洋警察幹部は22日、沈没現場に近い韓国南西部珍島で、不明者家族に状況を説明、船内で捜索できるところは「全部見たのだが」と口にした。(共同)
【画像】旅客船セウォル号の沈没現場海域で、救助作業に臨む韓国の海洋警察=16日、韓国・珍島沖(共同)

c 2014 The Sankei Shimbun & Sankei Digital 2014.5.23 19:05
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