映画観賞記【『オリヲン座からの招待状』シネマ・スタジアム】 | じょにぺでぃあ

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身体障害者のアラフィフのおっさんです。現在、無職のために3~7回/日の更新を目標にして頑張っています。

浅田次郎先生の小説が原作の映画で、主演は、宮沢りえちゃんで、舞台は、街頭テレビが登場して、映画が斜陽産業になった頃の小さな映画館。宇崎竜童さん演じる館主が病に倒れ、宮沢りえちゃん演じるその妻だった女と加瀬亮演じるその弟子が、映画を愛し、お互いを思い合いながら、周囲に陰口を叩かれながらも何とか近所の子どもたちの心の拠り所になっていたオリヲン座という映画館を守っていくってしっとりした大人の恋愛の話で、宮沢りえちゃんが、亡き夫に思いを残しつつもほのかに弟子に想いを寄せる大人の女性をしっとり演じていたのが良かったと思います。蛍のシーンは、特に良かったと思います。閉館のシーンとラストの二人の日常を撮った8mmフィルムの映像は、ちょっと泣きそうになりました。