【ノート美少女】をご存じでしょうか?~成功した人から何かを学ぼうって話~ | じょにぺでぃあ

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身体障害者のアラフィフのおっさんです。現在、無職のために3~7回/日の更新を目標にして頑張っています。

日本で最も勢いのあるアスリートの一人にライバル国から付けられたあだ名です。
先日の卓球アジア選手権で、卓球王国の中国のトップ選手を次々に撃破して、シングルスで優勝した平野美宇選手のことです。
中国が、東京オリンピックの最大のライバルとして警戒して付けたあだ名がタイトルの【ノート美少女】です。
でも美少女は良いとしても、【ノート】って?疑問に感じますよね。
平野美宇選手躍進の要因としては、リオデジャネイロオリンピックから落選したことをバネにしたことがよく語られていますよね。それをきっかけに今の超攻撃的スタイルに変えたみたいです。
この逆境をバネにすることも見習いたいところですが、今回の記事で言いたいのは別のことです。
デジタル世代の平野選手ですが、試合会場に対戦相手の特徴などを記録したノートを持ち込んで、チェックしているんです。
メモって大事ですよね。
新社会人や新しくアルバイトを始めた人には見習ってほしいと思います。
俺の大事な友達の話ですが、初めて会ったのは、彼女のアルバイト先でした。当時、20代前半でしたが、メモ帳を持って、先輩の言うことをこまめにメモしている姿が印象的で、素晴らしいと思った記憶があります。当然ながら、彼女は順調に成長して、たくさんの後輩から慕われるようになりました。
毎年、この時期になると、先輩や上司の『何度でも聞いてくれ』って言葉を真に受けて、同じ事を何度も聞いたのに『何度も同じ事を聞くな‼』と叱られるのは理不尽だ、と言っている若い人の愚痴をネットなどで散見します。
たぶん、ちゃんとメモを取るような人なら、何度も同じ事は聞かないと思いますし、もし聞いたとしても叱られないと思います。教えた方も『ちゃんとメモを取っているのに理解していないのは、教え方に問題があるのかも…』と考えるからです。
ここで、ポイントになるのは、仕事中にじっくり時間をかけてメモを取ることは不可能ってことです。走り書きになって、意味不明だったり、読めない字になったりしていると思います。
ここからは想像ですが、平野選手も、試合中や試合直後の短時間に走り書きしたメモを後でまとめてノートにしただろうってことです。
今の若い人は、仕事とプライベートをきっちり分けて、一切仕事を持ち帰らないと聞きます。確かにそれは、正しい考え方だと思います。
でも仕事時間中に覚え切れないなら、多少はプライベートを犠牲(そんな大げさなモノではありませんが…)にする覚悟が必要です。持ち帰ったメモをちゃんと分かるようにノートにまとめるんです。そこで、もう一度思い出すことで、記憶が定着して、ノートを見なくて済むようになるかもしれません。
そうやって成功した平野美宇選手から学んでみてはいかがでしょうか?