どうも皆さん、オハニチバンワ、だいーぶ髪を切った、ジョニー"ゴールデンスランバーのCMの吉岡秀隆がグッとくる"柳川です。



人生とは驚きの連続ですなぁ、いやぁ、また、ミラクルな出来事に遭遇しましたので、それ書きます。



先日の水曜日、ちょっと出かける用事がありまして。しかし、頭が伸びきってかなりボサボサだった為、いつものごとく自分で髪をバッサバッサと切ってから出かけました。

で、電車に乗って、座席に腰を下ろし、窓にうつる自分の姿を見て愕然としたとです。なぜなら、



「襟足を切り忘れたぁああああ!しくじったぁあああ!」


わけです。。


いつも鏡は使わず、手の感触だけでうまいこと切ってるつもりだったんですが、襟足を切り忘れたことは一度もなかった。。「うっかり襟足を切り忘れることなんて今までなかったぞ?これが老いというものなのか?」と、ジャンボ尾崎2世みたいな髪型で自問自答しながら電車を降り、うつむき加減で人ごみに紛れていました。


「あっ!なんか今すれちがった、少年がオレの髪を見て笑ってなかったか?あっ、そこのおねーさん、あっ、おばさんも見てる!笑ってる!」と自意識過剰な心持ちになり、「アタイ、もうよう外歩けへんワ・・・」と、用事を済ました後、喫茶店でぶるぶると震えながら身を隠しておりました。


しかし、閉店の時間となり、店を追い出されたアタイ、「もう一刻も早く帰らなあかん、アタイ、もうこのままじゃお嫁にいけへん!ほないくで!おらおらおらおらおらおらぁああ!」と、素早い身のこなしで、駅に向かい、気配を消しながら改札をすり抜けようとしたとき、トントンと肩を叩かれ、「すいません、ちょっといいですか?」と話しかけられました。


まさか、、オレの襟足が変ですよ?と言ってくるのか?そんなこと言われなくてもわかっとるわい!なんや、そうじゃなけれりゃ、手相か?ちっくしょー!なんじゃあああいおらああ!

と、恐怖と怒りに満ちた表情で振り返ると、20代前半の女性がワイの背後に立っておりました。

その表情を見るにつけ、軽蔑の表情は無い。と0.02秒で把握したアタイは、脳内CPUをフル回転させました。
「ほほう、これは手相99.9%、0.01%の逆ナンだな」と0.05秒で把握したワタシは、「へいっ?なんですのん?」と襟足を手のひらで絶妙に隠しながら返事をしました。

するとそのおねーさんが、
「いきなりで申し訳ないんですが、カットモデルやって頂けませんか?」
って。



ん?




なに?




カットモデル?




はい・・・?




ぎょ・・・



ぎょえええええ!!





な、な、な、な、なんというタイミング、、怖い、怖過ぎる。。


あれ、なんだ、この目から溢れるしょっぱいものは?汗か?うれし泣き?ええいー♪あー、君からもらい泣き〜♪?(一青窈さんゴメンナサイ)



おい神様、あんたなんてイタズラ仕込みよったんや。アタイの心臓もうブッ壊れてまうがな。。




とにもかくにも、奇跡のカットモデル依頼が「コロコロコロコロ、ジャンボ!」と目の前に転がってきたとです。


「あ、ああー、カ、カットモデルすか、ほ、、へーなるほど。。」と動揺を隠しきれずに返事していると、


「いきなりなんですけど、明日の夜9時からとか大丈夫ですか?」

と、もはや脳内では天使扱いとなった美容師のおねーさんにズバリと聞かれ、「明日の夜、がら空きじゃ。。完全に行ける!うおおおお!!」と思いながらも、「いかん、ここで飛びついたら、ブツブツ・・・ちょー暇なヤツと思われてまう、ブツブツ・・・それは男子たるもの一度は難色をしめさねば。。」と思いつつも、口から出た言葉は





「は、はい!よろこんで!」





あー、言ってしもた、庄屋ばりに言ってしもた。。


そんなこんなで、さっき、そのおねーさんの務める美容室に行って切ってもらいました。


おねーさんに、なんとなしにこんな感じにしてと伝えて、カット開始。すると、カットだけではなく、「カラーもしますか?」というので、もはやNOは無い、ライドオンするしかない、あんたに任せるワイ!と、「よっしゃ、カラーしまひょ!」とライドオン。
更に「眉毛お手入れします?」と言うので、正直、眉毛を細く切ってたりとかこまめに手入れするような男子はあまり好かん。それはあかん。と思いながらも、「よ、よっしゃ、眉毛もいったろ!任せるワイ!好きにしてけろ!」と流れに身を任せ、途中で上司らしき人のチェックが入りつつ、完成しました。


そして、メガネをかけて鏡を見てみると、



「え、、、ば、X-GUN。。ばつぐんじゃないのアナタ!」



そう、カットモデルというおいしい流れに乗っただけなのに、中々美容院では無いパターンのすごくいい仕上がりだったとです。カラーも変じゃない、眉毛も細くない。


おねーさんは、その美容院に勤めて数年、まだ、営業中にカットだけはさせてもらえてないらしいんですが、正直、アナタ!センスあるよ!立派な美容師になるよ!と、その仕事っぷりにえらく感動しました。


で、かっちょいい仕上がりになった時、というかいずれにせよタダってのは申し訳ないから散髪代に。とカバンに忍ばせていたビートモーターズのCDを無言で自腹プレゼントし帰宅しました。




あー、ちょっと長く書き過ぎました。申し訳ない。


そんなちょっとしたミラクルを体験した水・木曜日でした。



ほなまた!




こんなのありましたヨ
ウルトラミラクルラブストーリー見てないなぁ。