本日の掃除レコードは、結構色んなところで何度も推しているシャネルズの「LIVE AT WHISKY A GO GO」である、1981年リリース。アメリカはロサンゼルスの本場ウィスキーアゴーゴーでの1981年5月27日、28日で行なった4回の公演を編集したライブ盤である。

今はもう、こういう黒塗りのブラックフェイスメイクはアカンでしょうね。ミンストレルショーとかの文脈が日本に存在せず、これはリスペクトなのよっていう考え方は、完全にパラダイムシフトしないといけないですね。本題ではないですがスルーするのもおかしいので言及しました。

皆さんご存知、シャネルズ、つまりはラッツ&スターですが、たくさんのヒット曲ありますやね。
私らの世代だとリアルタイムの世代ではないので、一度再結成して、大瀧先生作詞作曲の「夢でもし逢えたら」を歯磨きのCMで歌っているのが印象的ですね。

あの頃なんで、あんなに歯磨きの、特に歯が白くなるための歯磨きのCMやってたんだろうね。
東幹久と高岡早紀の「芸能人は歯が命」とかね。今考えたら歯磨きだけってそんな簡単じゃねえよって分かるけど、歯磨きで歯を白くするっていうムーヴメントすごかったもんね。

ちょっとね、諸々に色々深く触れるにはマーシーとか横道への誘惑がたくさん出てくるから、だいぶ割愛して。。

私このアルバムすごい好きでね。もう結構長い事聞いてるんですが。
いかりやじゃない方のドリフターズとかコースターズのカバーとオリジナルが収録されているのですが、最初聞いたときは、A面3曲目の仲本じゃない方のドリフターズのカバー「FOOLS FALL IN LOVE」を歌う、バカ殿の爺こと桑マンぱいせんの歌声に完全にみんな顎外れるわけですね。そもそもこちらはデフォルトで桑マンぱいせんの情報は「爺」「ラッパ」この2点だけですから、この美声・歌唱力はもう完全に想定外。もし興味ある方はそれだけでも聞いてほしい。

あとは個人的にめちゃくちゃ好きだったA-2のコースターズのカバー「THAT IS ROCK & ROLL」も上がりますねえ。大学生の時に、みんな大好きサックスのKing Curtisにハマって、そのキングカーティスの吹いてる作品色々DIGってたらコースターズにたどりついて聞いてビビったんですよね。
今この時代この曲やって一番かっこいいのはニートビーツぱいせんで間違いないでしょうな。個人的に対バンの時とか、完全にこの曲待っちゃってそわそわしてるもんね。

でね、B面になると元コースターズ、小野ヤスシじゃない方のドリフターズのメンバーがライブに参加して一緒に「POISON IVY」やったりしてるんですが、繰り返し何度も聴いてるとね、やっぱり、マーチンこと鈴木雅之パイセンの歌ね、やっぱものすんごいですね。やはりこれにつきるんじゃないかと思うようになってきました。

今はアニソン界の大型新人という感じでアニソン界でも活躍してらっしゃいますが、もしマーチンぱいせんの歌をアニソンしか聞いた事ない人には、余計なお世話ですが、ちがうちがうそうじゃそうじゃなああいと叫んでこのアルバムを聴かせたいですね。アニソンからこんなぶっといドゥーワップまで歌える人なんてそうそういませんぜ旦那。

あ、僕昔ライブで歌ったんですよね、桑マンぱいせんバージョンの「FOOLS FALL IN LOVE」。歌が難し過ぎて2度とやらんと思いました2度と桑マンぱいせんのこと桑マンと呼び捨てにしたりしないとマジで死ぬまでビッグリスペクトしようと心に誓いました。

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