こんにちわ。ジョニーKです。
そんな訳(どんな訳)で「ペイチェック」と「ミスティックリバー」を観ました。
相変わらずのごった煮ですが、感想をずずいっと。
「ペイチェック」は中々話の展開自体も面白かったです。
私は元々ジョン・ウー監督の作品は好きなので、別段これといった不満もなく。
一つだけ突っ込むとすれば、白いハトですか(笑)
さすがに今回は無…あったぁぁぁっ??!!!という具合で、ジョン様のハトに対するこだわりは並々ならぬものがあるということを再確認させられました。
詳しくはジョン・ウー監督の作品をご覧頂きたい(笑)
白いハト、それはジョン監督の代名詞とも呼ぶべき演出法です(嘘ではない)
「フェイス・オフ」の時も飛んでたしな(笑)
後、マイケルが「自分は未来を見たから~」云々のを気づくシーンは、ちょいと、そら結論早すぎねーか?とも思いましたが、テンポのいい話なので鼻につくようなこともなく、普通にスルスルっと観れました。
エンディングはどっちかというと指輪の話のが好きでしたが、本筋エンディングも中々おつです。
まぁ、なんですか。
例えるなら、僕達色々と回り道をしましたが、この度ついに結婚しました!という感じの映画です(意味分かりません)
大道とも言うべき物語展開ではありましたが、最近、大道物語でさえきちんと収拾つけられない映画が多い中、これは中々綺麗に収めてくれていたと思います。
面白かったです。
ベン・アフレックの顎の割れ方は気になりましたが(視線がソコに行くんですよ…)
アクションは…ベンは頑張った…!(明後日の方向見つつ)
カメラークは結構好きだった。いちいち止まってくれるので、重要なアイテムとか場面が分かりやすかったです。
あ、一つとか言いながら結構突っ込んでんな(笑)
「ミスティックリバー」は…ンマー…あの…本当にこう、すんごい腑に落ちない…てか、ショーン・ペン演じるジミーが、どうにもこうにも好きになれず…映画云々というよりも人間としてああいうタイプの方が大嫌いな私には、あのラストは大層腑に落ちませんでした。
デイブ一人が可哀想で終わりかよ!!セレステも可哀想じゃんか!!と映画終ってから、爆・キレまくりですよ。
ジミーがイライラする、イライラするとおかんにまで愚痴る始末で、こんななってんだから勿論総合的な評価としては低くつけざる負えないてのも仕方ないと思うんですけど、どうだろうか(沈)
物語も、うーん…展開的には悪くなかったはずなんですが…展開がすごく静かなので、正直途中で眠くなったりしましたが、犯人が最後まで「どっちなんだよー!!」と焦れる部分もありつつで、中々面白かった…はずなんですが…ジミーが、とにかくジミーがムカついて仕方がなかったです(轟沈)
話だけを取り上げて感想言うとすれば、別に普通、といった所でしょうか。
でも、最初から通報の声に
違和感感じていたので、多分ブレンダンもデイブも犯人じゃないだろうなーと思ってたら…おおおおおいおいおいおいっ、そんな終り方?!
ショーン、なんとかしてよ!!!みたいな、もーなんといえばいいのか、グチャグチャになってきたな、この野郎ー(怒)
子供の頃のトラウマが、って設定をいまいち生かしきれていなかった感が拭えず、デイブ一人にそういう設定を付加したってのも少々バランスが悪かったような気がしないでも。
ショーンかジミーにも子供時代に負ったトラウマで何らかの葛藤があってもよかったんじゃねーかなー?とも思いました。
ジミー自体は「あの時自分が車に乗っていたら…」という考え方をポロポロしていたので、何かしらの引っかかりは感じているんだなと思いましたけど、ショーンがいまいち。
そらー、あんたは自宅の前だったから「乗ってたら」とは思わねーよなー(笑)
でも、何かが欲しかった。
そうでないと、刑事、容疑者、被害者として再会した三人の間の感情のやりとりに慎重さや深刻さが出てこないんではないかとも思え…物語の設定としては、中々面白かったんですけども、2時間10分という時間を使いながら登場人物の心情の変化があまり伝わってこなかった気がしてなりません。
単に私が読み取れなかったのかもしんないっすけど。
うん、確かにジミーがムカつき過ぎて他の人間の心情なん(以下略)というトコもあるにもありましたが(笑)
正直どこらが「ミスティック」なのかは不明。
でも、「リバー」はなんとなく分かりました。
しかし「リバー」ですか…あはは…うふふ…あはははは、リバーかぁ…!!(青筋)
最後に出てきました、ポロッと思い出したように川がな。
あー、物語全体として深みのある雰囲気を漂わせつつ、やはり足りない。
何かが一味も二味も足りない。人間って、そんなもんじゃないだろう?ってなトコもあったようななかったような、あーまーぶっちゃけます。
普通だったのよ…。
以上!雰囲気とか話の展開は好きだったんですけど、引き伸ばした割に登場人物の機微が伝わってこないため、深みに欠ける印象を受けました。おおぅ、こんなはずではー(涙)
期待してたのに、くそー(涙)
「ミスティックリバー」は実を言うと嫌な予感してたんですけども、その嫌な予感を吹き飛ばす程素晴らしい内容を期待していただけに、残念(つか、ジミーは切腹)
「ペイチェック」は評判があまりよろしくなかったので期待してなかった分上々でした。
映画はやっぱり観てみないと分かりません。
今度は「アイロボット」を狙ってますが…こ、これも、正直嫌な予感がしないでもなかったりしちゃうので、兄貴にレンタルをお願いしたい所…です。
さて、原稿も一応は一段落着きまして、5月の有明で起こるアレ(笑)を終え次第、私は毎日映画を観ますよ。
ていうか、観させろ?(ブチ切れすぎですから)
パト(規制)…僕はもう疲れた…よ…(卒倒)