最近、会社で面接官を仰せつかることがあります。
どうもウチの会社、ハローワークに求人出してるようで
若者たちが面接に来るんです。
あ、もちろん事前に人事の担当が書類選考してますよ。
で面接してて思うのが、みんな何やりたいんだろう?
ってこと。
志望動機がハッキリしてないんです。
そもそも、仕事の選び方だって消去法。
営業はイヤだから、そうすると事務しかなくて・・・とか、
周りが事務より営業向きだって言うから営業を希望しました!
とかね・・・。
ある若者は、大学卒業したけど就職先が決まらず、
今度は公務員を目指して予備校で勉強したけど合格できず、
仕方ないんで再び就活・・・。
それで、ウチの会社に入りたいわけ???
(まぁ、大した会社じゃないよ・・・)
私、面接ではニコニコしながら気軽に話しかけるんで、
つい気を許して本音を喋っちゃうのかな?
もっとも、こっちは本音を聞きたいんだけど・・・。
私のような面接官には気をつけましょう!
もし、こんな面接官がいたら
「ジョン・マンさんですか?」
って声を掛けてみてください。
ただし、その後の責任は一切持てませんので。
みんなホントいい子たちです。
でも、なんか違うと思うんだよな~。
以前、スンゲー大きな病院の人事部長とお酒を飲んだとき
仰ってたことを思い出します。
そこの病院は毎年、若い医者が入って来るんだそうです。
で、ある1人の若い医者はどうにも 『医師の自覚』 がないんだって。
そこで本人に聞いてみたそうです。
人事部長 「君は何で医者になったの?」
若い医者 「高校のとき成績が良かったんで担任から医学部の
受験を勧められて・・・。受けたら合格しちゃったんです。
自分は医者になるつもりなかったんですけど」
人事部長 「君は医学部を受験すべきじゃなかったね。
君が合格したために、本当に医者になりたいと
思っていた子が1人落ちたかもしれないんだから」
どうやら、学校側も進学実績を作りたかったようなんですね。
この話を人事部長から聞かされたとき、子を持つ親として
考えさせられましたよ。
若者諸君!
もっと夢を持って、やりたいことを見つけようよ!
って、私も歳とったのかなぁー
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